ずん
おぉ〜い、パクリが炎上してるのだ!これきたんじゃね?
でぇじょうぶ博士
パクリというか、参考文献の扱いの問題でやんす。直木賞作家の篠田節子が、原田裕規のラッセン研究を参考にしながら、巻末の文献リストから意図的に排除したように見える件でやんすな。
やきう
ワイ、これ草生えるわ。権力勾配って言うとるけど、要は大物作家が無名の研究者の成果をパクって知らん顔しとるってことやろ?
ずん
えぇ...でも小説って創作だし、別にいいんじゃないのだ?
でぇじょうぶ博士
そこが難しいところでやんす。法的には問題ないかもしれないでやんすが、倫理的には疑問が残るでやんす。特に「インテリア・アート」を「インテリア絵画」と言い換えたり、ハワイでのリサーチルートまで酷似しているとなると、偶然とは考えにくいでやんすな。
やきう
しかも小説のテーマが「アートに携わる人々の倫理観」って、ブーメラン刺さりまくりやんけ。
ずん
でもさぁ、参考文献に載せなかったのって、わざとなのだ?
でぇじょうぶ博士
「周到に排除されていた」と原田は表現しているでやんす。つまり、他の文献は載せているのに、ラッセン本だけがすっぽり抜けているということでやんすな。これは意図的と見られても仕方ないでやんす。
やきう
集英社もダンマリ決め込んどるし、答え合わせ完了やな。認めたら負けやもんな。
ずん
うーん、でも原田さんもラッセン研究の第一人者なんでしょ?だったらもっと強く出てもいいんじゃないのだ?
でぇじょうぶ博士
そこが「権力勾配」の問題でやんす。直木賞作家と、マイナージャンルの研究者では、発言力に圧倒的な差があるでやんす。声を上げること自体がリスキーな状況でやんすな。
やきう
ワイ、これ逆やったら炎上祭りやと思うで。無名作家がベストセラー作家の研究パクったら、訴訟モンやろ。
ずん
じゃあ結局、有名人は何やっても許されるってことなのだ?
でぇじょうぶ博士
そうとも言えないでやんす。今回、原田が書評という形で問題提起したことで、少なくとも議論の俎上には乗ったでやんす。これがSNS時代の新しい戦い方かもしれないでやんすな。
やきう
でもな、集英社が「参考にしてません」言うたら終わりやろ?証明する方法ないやん。
でぇじょうぶ博士
しかし状況証拠は揃っているでやんす。モデルがラッセン、主人公の問題意識が一致、ハワイでのリサーチ経路の類似、「インテリア絵画」という造語の使用。これだけ重なると、偶然とは言い難いでやんすな。
やきう
要するに、法的にはセーフやけど、倫理的にはアウトってやつやな。グレーゾーンってやつや。
ずん
でもさぁ、原田さんも共同通信から書評の依頼が来てラッキーだったんじゃないのだ?
でぇじょうぶ博士
...ずん、それは論点がずれているでやんす。問題は、創作における参考文献の扱い方と、書き手としての倫理観でやんす。
やきう
ワイは思うんやけど、これ小説やなくて論文やったら完全にアウトやろ?でも小説やから許されるってのもおかしな話やで。
でぇじょうぶ博士
難しいでやんすが、だからこそ議論する価値があるでやんす。クリエイティブな世界における参照と剽窃の境界線、権力関係における倫理的責任、これらは今後も問われ続けるテーマでやんすな。
やきう
結局、篠田節子がどう出るかやな。謝罪するんか、無視するんか。
ずん
ボクの予想では、「創作活動において様々な資料を参考にしました」って逃げるのだ。
でぇじょうぶ博士
それが一番ありそうでやんすな...。
やきう
でもな、これで原田裕規の名前も売れたやろ。ある意味Win-Winちゃうか?
ずん
それだ!じゃあボクも誰かに研究パクられて炎上したいのだ!
でぇじょうぶ博士
...ずん、君にはパクられるような研究成果がないでやんす。
ずん
あっ...(そっか、まずパクられる価値のあるものを作らないといけないのだ...めんどくさいのだ)