ずん
「地下神殿って...埼玉にそんなもんあるのだ?埼玉って何もないって言われてるのに、実は隠しダンジョンでも持ってたのだ?」
やきう
「お前、埼玉バカにしすぎやろ。ワイの地元やぞ。まあ確かに何もないけどな。」
でぇじょうぶ博士
「これは首都圏外郭放水路という治水施設でやんす。簡単に言えば、東京が水没しないように作られた巨大な地下タンクでやんすね。高さ18mの柱が59本も並んでるでやんす。」
ずん
「へぇ...でも、なんでそんなものを見学できるようにしたのだ?普通に危なくないのだ?」
かっぱ
「そら『怖いもの見たさ』を金に変えたんやろ。賢いやんけ。」
でぇじょうぶ博士
「記事によると、巨大構造物は人間に畏怖の念を抱かせるでやんす。古代人が巨木や巨岩に神を感じたように、現代人も巨大な建造物に同じような感情を持つでやんすね。」
やきう
「つまり、でかいもん見たらビビるってことやな。小学生でもわかるわ。」
ずん
「でもボク、巨大恐怖症なのだ。牛久大仏とか見ると足がすくむのだ。」
かっぱ
「それ想像力豊か過ぎるんちゃうか。『倒れてきたらどうしよう』とか考えるんやろ?」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。メガロフォビアと呼ばれる症状でやんすね。自分が安全な場所にいることを認識できない、または妄想が過剰に働く人に見られるでやんす。」
やきう
「要は、ビビりってことやんけ。ワイなんか牛久大仏の前で昼寝できるで。」
ずん
「それは鈍感なだけなのだ...でも、命綱つけて穴を覗くって、それこそ怖すぎるのだ!」
かっぱ
「いや、命綱あるから安全やん。お前、遊園地のバンジージャンプも無理そうやな。」
でぇじょうぶ博士
「この施設、実は年間数万人が訪れる人気スポットでやんす。特に『調圧水槽』と呼ばれるエリアは、まるでRPGのラスボスが出てきそうな雰囲気でやんすね。」
やきう
「確かにゲームの舞台みたいやな。ワイもドラクエで見たことあるわ、こういう場所。」
ずん
「じゃあ、そこでモンスター出たらどうするのだ?」
かっぱ
「出るわけないやろ。お前、頭の中どうなっとんねん。」
でぇじょうぶ博士
「しかし興味深いのは、この施設が『異空間』として認識されている点でやんす。人間の脳は、日常の尺度を超えたものに遭遇すると、それを別世界として処理するでやんす。」
やきう
「なるほどな。つまり、日常がクソつまらんから、非日常を求めてこういう場所に行くわけやな。」
ずん
「やきうの日常がつまらんのは、引きこもってるからなのだ。外に出ればいいのだ。」
やきう
「うるさいわ。ワイは部屋という異空間で十分や。」
かっぱ
「お前ら、話それとるで。で、結局この地下神殿、行く価値あるんか?」
でぇじょうぶ博士
「おいらは行ったことあるでやんすが、圧倒的でやんすよ。写真では伝わらない『空間の歪み』を体感できるでやんす。ただし、夏は地獄の暑さでやんすけどね。」
ずん
「えぇ...暑いのは嫌なのだ。冬に行けばいいのだ。」
かっぱ
「まあ、一度は行ってみる価値あるんちゃう?埼玉の隠しダンジョンやし。」
ずん
「でも結局、ただの治水施設なんでしょ?ボク、がっかりしそうなのだ。『え、これだけ?』みたいな。」
でぇじょうぶ博士
「それは完全に誤解でやんす。実物を見れば、その圧倒的スケール感に度肝を抜かれるでやんす。特に、普段は水で満たされている空間が見学できるのは貴重でやんすよ。」
ずん
「じゃあボクも行かないのだ。人混みより、家でゲームしてる方が楽しいのだ。結局、異空間なんてバーチャルで十分なのだ!」