ずん

「えー、武蔵小杉で乗って武蔵小杉で降りるとか、完全に意味不明なのだ。博士、これどういうことなのだ？」

でぇじょうぶ博士

「おいらも最初は頭を抱えたでやんすが、これは鉄道オタクの『無意味な鉄道旅』という趣味の一環でやんすね。要するに、時間とお金をかけて何も得ない行為を楽しむという高度な遊びでやんす。」

やきう

「いやいや、高度ちゃうやろ。ただの暇人の極みやんけ。ワイならその843円で牛丼特盛食うわ。」

ずん

「でも博士、それって本当に楽しいのか疑問なのだ。トンネルばっかりじゃ景色も見えないし...」

でぇじょうぶ博士

「確かに景色は期待できないでやんす。でも、この旅の醍醐味は路線図を眺めたり、『ノーラッチ』駅を探したりする知的興奮にあるのでやんすよ！まるでパズルゲームみたいなものなんでやんす。」

やきう

「知的興奮とか言っとるけど、それただの自己満足ちゃう？しかもノーラッチとか聞いたことない単語出してくんな。ワイにはカタカナが多すぎて拒否反応出るわ。」

ずん

「ノーラッチって何なのだ？新しいスイーツかな？」

でぇじょうぶ博士

「違うでやんす！ノーラッチとは、異なる鉄道会社間でも改札内だけでつながっている駅を指す専門用語なんでやんす。この概念があるからこそ、『無意味な鉄道旅』が成立するのでやんすよ！」

ずん

「ふむふむ。でも結局、同じ場所に戻ってくるだけなら家から出なくてもいい気がするのだ...」

やきう

「ほんまそれ。家から出ずにYouTube見とった方が100倍有意義やろ。この筆者、多分Wi-Fi切れて暇になっただけちゃうか？」

ずん

「まあでも、一周回ってちょっと面白そうにも思えてきたのだ。ボクも今度『無意味なコンビニ巡り』でもしてみようかな！」