ずん

「七草セットが入荷できないって、これもう無病息災どころか胃腸も財布もピンチなのだ！」

でぇじょうぶ博士

「そうでやんすね。七草がゆは平安時代から続く伝統行事でやんすが、野菜高騰の影響を受けるとは予想外でやんす。」

やきう

「いやいや、そもそも七草なんて雑草みたいなもんやろ？庭から引っこ抜いてきたらええだけちゃうんか？」

でぇじょうぶ博士

「それが意外と難しいでやんすよ。セリとかナズナは特定の環境じゃないと育たないし、ホトケノザなんて名前だけ聞いたら仏壇に供える花と間違える人もいるでやんす。」

ずん

「じゃあカブとダイコンで代用するって話はどうなのだ？」

でぇじょうぶ博士

「確かにスズナ（カブ）とスズシロ（ダイコン）は七草の一部だからアリではあるでやんす。でも、それだけだと“二草がゆ”になっちゃうでやんすね。」

やきう

「二草がゆとか逆にオシャレ感出るやろ。インスタ映え狙いの若者にはウケるかもしれへんな。」

ずん

「でもさ、そんなこと言ったら“ゼロ草がゆ”とか言って白米だけ食べる人出てきそうなのだ…」

でぇじょうぶ博士

「それはただのお粥でやんす！せめて青ネギでも入れて彩りを加えてほしいところでやんす。」

ずん

「ボクなら青ネギどころかワサビ乗せて“激辛七草チャレンジ”とか始めちゃいそうなのだ！」