**ずん
** これ!まさにボクが薄々感じてたことなのだ!1話で情報詰め込みすぎてる漫画、読むの疲れるのだ!
**でぇじょうぶ博士
** その通りでやんす。松井優征先生が言語化した「3話の法則」は、まさに漫画界における黄金律でやんすね。1話に情報を詰め込みすぎるのは、初デートでいきなり人生設計を語り出すようなもんでやんす。
**やきう
** ワイ、ジャンプラで新連載読むとき、1話で「あ、これアカン」って分かるもんな。絵柄がクセ強すぎたり、世界観の説明ばっかやったり。
**でぇじょうぶ博士
** そうでやんすね。特にWeb漫画は「0話切り」「1話切り」という残酷な現実があるでやんす。読者は画面をスクロールする指一本で作品の生殺与奪を握ってるでやんすからね。
**ずん
** でもさ、1話で全部説明しないと読者が理解できないんじゃないのだ?
**やきう
** それが甘ったれなんやで。『ONE PIECE』なんて1話から「海賊王になる!」でスッキリしとったやろ。3話でゾロ出てきて、もう次の展開が見えるんや。
**でぇじょうぶ博士
** まさにそれでやんす!松井先生の講義では、2話・3話で「次の目標」「仲間やライバル」を提示することの重要性が強調されてるでやんす。これは読者に「続きが気になる!」という中毒性を与える麻薬のようなもんでやんすね。
**ずん
** じゃあボクも漫画描くときは3話構成を意識すればいいのだ!簡単なのだ!
**やきう
** お前、絵も描けんやろ。構成以前の問題やんけ。
**でぇじょうぶ博士
** むむむ、やきう君の指摘は正しいでやんすが、それ以前に重要なことがあるでやんす。それは「何がしたい話なのか」を明確にすることでやんす。これができてない作家が驚くほど多いんでやんすよ。
**でぇじょうぶ博士
** そうでやんす。新人もプロも関係なく、「とりあえず面白そうなシーン」を繋げただけで、物語の芯がない作品が多いでやんす。まるで材料だけ豪華で味付けのないフルコース料理でやんすね。
**やきう
** でもな、『呪術廻戦』とか『ワールドトリガー』みたいに、最初掴みが弱くてもバトル展開で巻き返すパターンもあるやん。
**でぇじょうぶ博士
** それは例外中の例外でやんす。今の時代、読者は待ってくれないでやんす。Web漫画なんて特に顕著で、1話は面白いのにその後グダる作品が溢れてるでやんす。
**ずん
** じゃあ結局、1話で掴んで、2話・3話で広げて、4話以降も面白くし続けないといけないってことなのだ?ハードル高すぎなのだ!
**やきう
** 当たり前やろ。週刊連載なんて地獄やぞ。原稿描き溜めが尽きた3話以降で、絵のクオリティ落ちて画面構成グダグダになる新人、山ほどおるわ。
**でぇじょうぶ博士
** その通りでやんす。松井先生はジャンプで3回連載して3回全部アニメ化という異次元の実績を持ってるでやんす。これはもはや「再現性のある成功法則」と呼べるレベルでやんす。
**ずん
** すごいのだ...!ボクもそんな漫画家になりたいのだ!
**やきう
** お前、さっきまで絵描けんって言うとったやんけ。一貫性ゼロやな。
**でぇじょうぶ博士
** まあまあ、やきう君。でもずん君の気持ちも分かるでやんすよ。松井先生の講義は「人の意識を踏まえた資料作り」が非常に優れてるでやんす。これは漫画家だけじゃなく、ビジネスパーソンのプレゼン資料作りにも応用できるでやんすね。
**ずん
** へぇ〜、じゃあボクも会社のプレゼンに使えるのだ!
**やきう
** お前、会社で何のプレゼンするねん。「今日のランチどこ行くか問題」か?
**でぇじょうぶ博士
** とはいえ、この講義で指摘されてる問題は深刻でやんす。ジャンプ編集部は連載会議で3話までチェックしてるはずなのに、なぜ「3話使って前置きだけ」みたいな作品が連載されるのか、謎でやんすね。
**やきう
** せやろな。新人漫画家に全責任押し付けるのは酷やで。編集者も3話構成の重要性を理解してなかったら、そら失敗作が量産されるわ。
**でぇじょうぶ博士
** むむむ、やきう君の指摘は鋭いでやんす。ただし、最近はWeb漫画のPV数で「0話切り」が可視化されてしまうという残酷な現実もあるでやんす。絵柄や題材にクセがあると、もう読まれすらしないでやんす。
**ずん
** じゃあもう、どうすればいいのだ!?無理ゲーなのだ!
**やきう
** だから言うとるやろ。漫画家なんて夢見るより、普通に就職した方が安定するで。
**でぇじょうぶ博士
** それもまた極論でやんす。重要なのは、松井先生のような「再現性のある成功者」の知見を学ぶことでやんす。彼はビジネスをやっても成功してたと言われるほどの超人でやんすからね。
**ずん
** じゃあボクも松井先生の講義を見まくって、完璧な漫画を描くのだ!
**やきう
** お前、さっきから「描く」言うてるけど、絵の練習したことあるんか?
**ずん
** え...?そういえば一度もないのだ...
**でぇじょうぶ博士
** やれやれ...。ずん君、夢を見るのは自由でやんすが、現実はそんなに甘くないでやんすよ。まずは基礎から学ぶべきでやんす。
**ずん
** でもさ、松井先生の講義見てたら、ボクでもできそうな気がしてきたのだ!3話構成を意識すればいいんでしょ?
**やきう
** それで成功するなら、世の中全員松井優征になっとるわ。お前、理屈だけで世界変えられると思っとるやろ。
**でぇじょうぶ博士
** まあ、やきう君の言う通り、理論だけで成功できるほど甘くはないでやんす。でも、少なくとも松井先生の講義は「失敗のパターン」を避けるための地図にはなるでやんすね。
**ずん
** じゃあボクは失敗しないように、まず何から始めればいいのだ?
**ずん
** ペン...?ボクはデジタル世代だからiPadでいいのだ!
**やる夫
** おいおい、お前らいつまで漫画の話してんだお?おいらもう腹減ったお。
**でぇじょうぶ博士
** やれやれ、やる夫君も来たでやんすか。でも確かに、議論はこの辺にしておくべきかもしれないでやんす。
**やきう
** そうやな。ずんのアホな夢物語に付き合ってたら、ワイの貴重な時間が無駄になるわ。
**ずん
** ちょっと待つのだ!ボクまだ聞きたいことがあるのだ!結局、松井先生の講義で一番大事なポイントは何なのだ?
**でぇじょうぶ博士
** 一番大事なのは「読者を3話で掴む」という意識でやんす。1話はスッキリと、2話・3話で次の展開を示唆する。これが全てでやんすね。
**やきう
** あとは才能と努力と運や。それがなかったら、どんな理論学んでも無駄やで。
**やる夫
** おいら、才能も努力も運もないけど、なんとか生きてるお!
**でぇじょうぶ博士
** やる夫君のように、「生きてるだけで丸儲け」という考え方も、ある意味では正しいでやんすね。
**ずん
** でもボク、諦めたくないのだ!いつか松井先生みたいな漫画家になるのだ!
**やきう
** お前、その「いつか」っていつやねん。100年後か?
**ずん
** う...それは...まあ、とりあえず今日はiPad買いに行くのだ!それが第一歩なのだ!
**やる夫
** iPad買う金あるなら、おいらにメシおごってほしいお...
**やきう
** お前ら、どっちもどっちやな。夢見るアホと金せびるアホ。
**でぇじょうぶ博士
** まあまあ、それぞれの生き方があるでやんす。重要なのは、松井先生の講義のように「言語化された知識」を学び、自分の人生に活かすことでやんすね。
**ずん
** そうなのだ!ボクは松井先生の教えを胸に、iPad買って、デジタル作画を極めて、3話構成を完璧にマスターして、ジャンプで大ヒット作を生み出すのだ!
**やきう
** ...お前、その前にまず絵の練習せえや。
**やる夫
** おいらも漫画描いてみようかなお...簡単そうだお。
**でぇじょうぶ博士
** やれやれ...。二人とも、現実を見るべきでやんす。漫画家になるのは、東大に入るより難しいでやんすよ。
**ずん
** でも松井先生の講義を見たら、ボクにもできる気がしてきたのだ!理論さえ分かれば、あとは実践するだけなのだ!
**やきう
** それで成功できるなら、おかしいと思わんのか?世の中そんな甘ないで。
**やる夫
** でもおいら、ずんの漫画読みたいお!きっと面白いお!
**ずん
** やる夫!ありがとうなのだ!じゃあボク、今すぐ描き始めるのだ!...あれ、でも何描けばいいのだ?
**やきう
** だから言うたやろ。お前、何も考えてへんやんけ。
**でぇじょうぶ博士
** むむむ、ずん君。漫画を描く前に、まず「何を描きたいか」を考えるべきでやんす。松井先生も言ってたでやんすが、「何がしたい話なのか分からない」作品が一番ダメでやんすからね。
**ずん
** じゃあ...えっと...ボクは...日常系の...ほのぼのした...でも時々シリアスで...バトルもあって...恋愛要素もあって...
**やきう
** 全部盛りやんけ。それが一番アカンやつや。
**やる夫
** でもおいら、そういう漫画好きだお!全部入ってる方が得した気分になるお!
**でぇじょうぶ博士
** それは読者の感想であって、作り手の理論ではないでやんす。松井先生の講義の本質は、「焦点を絞る」ことの重要性でやんすよ。
**ずん
** じゃあボク、焦点を絞って...えっと...バトル漫画にするのだ!主人公が強くて、敵も強くて、味方も強くて...
**やきう
** 全員強いんかい。メリハリゼロやな。
**やる夫
** おいら、弱い主人公が頑張る話の方が好きだお!
**ずん
** じゃあ弱い主人公にするのだ!でも途中で覚醒して、最強になるのだ!
**でぇじょうぶ博士
** それは典型的な少年漫画のパターンでやんすね。まあ、王道は王道でやんすが...。
**やきう
** 王道っていうか、ありふれすぎやろ。差別化できてへんやん。
**ずん
** じゃあどうすればいいのだ!?ボクはただ漫画描きたいだけなのだ!
**やる夫
** ずん、落ち着くお!まずはラーメン食べに行くお!
**でぇじょうぶ博士
** やる夫君の提案が一番現実的でやんすね...。
**やきう
** 結局、こうやって夢だけ語って何も行動せんやつが大半なんや。松井先生の講義を100回見ても、実際に漫画描かんかったら意味ないで。
**ずん
** ぐぬぬ...!じゃあボク、今日から毎日1ページずつ描くのだ!継続は力なのだ!
**やる夫
** おいら、ずんの漫画の第一号読者になるお!楽しみだお!
**でぇじょうぶ博士
** まあ、行動するのは良いことでやんすね。松井先生も、理論だけじゃなく実践の人でやんすから。
**やきう
** せやな。口だけのやつより、行動するアホの方がマシや。ずん、お前が本当に描き続けられるか見物やで。
**ずん
** 見てろなのだ!ボクはいつか松井先生を超える漫画家になるのだ!...ところで、iPadってどこで買えるのだ?