ずん
「余命宣告された人が他人の夢を叶えるとか、もう完全にドラマの見過ぎなのだ!」
やきう
「お前な、人が死にかけとる話でそういうこと言うか普通。」
かっぱ
「いや、でもワイもちょっと思たで。自分の余命1ヶ月やったら、他人のために動けるか?って。」
でぇじょうぶ博士
「それが大野さんの凄いところでやんす。普通の人間は自分の死に怯えて何もできなくなるでやんすが、彼女は最期まで『かなえびと』として生きたでやんす。」
ずん
「でも山形まで片道40万円って、タクシー代ボッタクリすぎなのだ!」
やきう
「それ医療搬送車やぞ。お前、救急車と普通のタクシーの区別もつかんのか。」
かっぱ
「モルヒネ点滴しながら移動するんやから、そら普通の車では無理やろ。」
でぇじょうぶ博士
「ユーイング肉腫というのは、骨や軟部組織にできる悪性腫瘍でやんす。10代に多く発症し、進行が極めて早いのが特徴でやんすね。」
ずん
「高校2年で『未来が奪われた』って、ボクなんか毎日未来を自分で捨ててるのだ。」
やきう
「お前のは自業自得やろが。真也くんは病気で奪われたんや。一緒にすな。」
かっぱ
「しかしこの『かあちゃん、うちに帰りたい』っていう言葉、重すぎるわ...。」
でぇじょうぶ博士
「死を前にした人間が最後に求めるのは、結局のところ『故郷』なんでやんすね。まるで鮭が生まれた川に戻るように、人間も最期は原点回帰するでやんす。」
ずん
「でも松井秀喜の話で盛り上がれるって、いい時代だったのだ。今ならもう誰も知らないのだ。」
やきう
「お前、2000年やぞ?松井が全盛期やったやろ。今の若いもんが知らんだけや。」
かっぱ
「腕時計プレゼントするとか、大野さん粋やな。余命1ヶ月の自分が、余命わずかな少年に時計をプレゼントって...。」
でぇじょうぶ博士
「時間が限られているからこそ、その瞬間瞬間を大切にするという皮肉でやんすね。健康な人間ほど時間を粗末にするでやんす。」
ずん
「ボクも余命宣告されたら、もっと真面目に生きるのだ!...たぶん。」
やきう
「『たぶん』って何や。お前、余命宣告されても『明日から本気出す』言うてダラダラするタイプやろ。」
かっぱ
「3000人の夢を叶えてきたって、どんだけエネルギーあったんやろな、この人。」
でぇじょうぶ博士
「おそらく、他人の夢を叶えることが自分のエネルギー源だったんでやんす。利他的行動が幸福感を生むというのは科学的にも証明されているでやんすからね。」
ずん
「じゃあボクも誰かの夢を叶えれば幸せになれるのだ?」
やきう
「お前がまず叶えるべきは自分の『働く』という夢やろ。他人の心配してる場合か。」
かっぱ
「しかし『がんの子どもを守る会』から紹介されて即日病院行くとか、行動力の化け物やな。」
でぇじょうぶ博士
「時間という概念を理解している人間は動きが早いでやんす。『明日やろう』と思った瞬間、その明日は永遠に来ないことを知っているでやんすから。」
ずん
「深いこと言ってるけど、結局ボクたちは今日も何もしないで終わるのだ!」