ずん

えー、コンピュータをゼロから作る本が話題なのだ！でも、ゼロからってどういうことなのだ？

でぇじょうぶ博士

おお、それは『Nand2Tetris』のことでやんすね。NANDゲートという最小単位の論理回路から始めて、CPUやOSまで自分で作り上げる学習書でやんす。

やきう

NANDゲート？それただのスイッチちゃうんか？ワイなら電源入れるだけで満足やけどな。

でぇじょうぶ博士

いやいや、そんな単純じゃないでやんすよ。NANDゲートは「全ての論理回路を構築できる万能選手」なんでやんす。それを積み重ねてコンピュータを作るわけでやんす。

ずん

ふむふむ。でもさ、それって普通にパソコン買ったほうが早い気がするのだ…。

やきう

草。そらそうよ。誰も今さら自分でPC組み立てようなんて思わへんわな。

でぇじょうぶ博士

そこが違うでやんす。この本は「仕組み」を理解するためにゼロから作るのであって、完成品を目指しているわけではないでやんす。まさに教育的意義があるプロジェクトなんでやんす！

ずん

教育的意義…つまり宿題みたいなものなのだ？それなら僕は遠慮したいのだ…。

やきう

ワイも宿題とか聞いただけで拒否反応出るタイプ。でもこれ、「pong」動かせるらしいぞ。昔懐かしのゲーム機再現できるとか胸アツちゃう？

ずん

ゲーム！？それならちょっと興味湧いてきたのだ！でも難しそうなのだ…。

でぇじょうぶ博士

確かに簡単ではないけど、この本にはウェブIDEも用意されていて初心者でも取り組みやすくなっているでやんす。それに各章ごとにプロジェクト形式だから達成感も得られるはず！

ずん

達成感よりポテチ食べながらゲームしたい派なのだ…。でもまあ、ちょっとだけ覗いてみてもいいかなと思ったり思わなかったりするのだ！