ずん

「え、路上で刺されて返り討ちって…これ、映画の話なのだ？」

でぇじょうぶ博士

「いやいや、これは実際に起きた事件でやんすよ。許永中氏という人物が大学時代に経験した壮絶なエピソードでやんす。」

やきう

「なんやその名前。闇社会の帝王とか言われとるけど、ただの喧嘩自慢のおっさんちゃうんか？」

でぇじょうぶ博士

「それが違うでやんす。この人は戦後最大の黒幕とも呼ばれた人物で、大阪・中津出身の在日韓国人として波乱万丈な人生を歩んできたでやんす。」

ずん

「でもさ、友達が刺されて冷静になるとか無理ゲーじゃない？僕ならその場で気絶するのだ！」

やきう

「お前はそもそも外出せえへんから刺される心配ないわ。家に引きこもっとけ。」

ずん

「ひどい！でも確かに安全第一なのだ…」

でぇじょうぶ博士

「許氏の場合、その場では感情的になったものの、最終的には冷静さを取り戻して状況を整理したようでやんすね。この経験が彼の人生観にも影響を与えたと考えられるでやんす。」

やきう

「まあでも頭地面に打ちつけるとか、それもうプロレス技みたいなもんやろ。普通そんな発想せえへんわ。」

ずん

「確かに！僕だったらまずスマホ取り出して警察呼ぶくらいしかできないのだ。でもこの時代スマホないし…どうするべきだったのかな？」

でぇじょうぶ博士

「当時は昭和41年だからスマホどころかポケベルもない時代でやんすね。結局、自分自身と仲間を守るためには即座に行動するしかなかったのでしょう。」

ずん

「なるほど…でもボクならまず逃げる選択肢一択なのだ！」

やきう

「お前は逃げ足だけは速そうやな。でもそれじゃあ友達見捨てることになるぞ？」

ずん

「むぅ…友達大事だけど命も大事なのだ！ボクにはまだゲームクリア（人生）したくない理由があるから！」