ずん

15歳で母になる話がドラマで描かれたって、なんかすごいテーマなのだ。これ、どういう意図だったのだ？

でぇじょうぶ博士

これは「命の尊さ」と「社会の偏見」を描くための挑戦的な試みでやんすね。当時は性教育も未熟で、若者に現実を突きつける意義があったでやんす。

やきう

いやいや、そんな重いテーマをゴールデンタイムにぶっ込むとか正気か？視聴率狙いの炎上商法ちゃうんか？

でぇじょうぶ博士

確かに視聴率39.9％という数字は驚異的でやんすが、それだけ多くの人々が関心を持った証拠でもあるでやんすよ。脚本家も命削って書いたと言ってるくらい真剣だったようでやんす。

ずん

でもさ、15歳の俳優たちに性行為について語らせるって、親御さんとかめちゃくちゃ怒りそうなのだ！

やきう

ワイなら絶対許さんわ。自分の子供がそんなセリフ言わされたら即座に抗議するやろ。ていうか、その脚本家も脂汗流してたとか言うてるし、自分でもヤバいと思っとったんちゃう？

でぇじょうぶ博士

その葛藤こそ、この作品の深みを生む要素だったのでやんすよ。ただし、未成年俳優への配慮は今以上に必要だったとも思うでやんす。

ずん

結局、このドラマって何を伝えたかったのだ？ただ衝撃与えるだけじゃ意味ない気がするのだ。

でぇじょうぶ博士

「命は犯罪ではない」というメッセージと、「社会全体が若者を支えるべき」という提言だったと思うでやんす。それでも賛否両論は避けられなかったようですが…。

やきう

ワイからしたら、「お前らもっとコンドーム使え」って啓発ポスター貼っとけば済む話ちゃうか？ドラマ作るより安上がりやろ。

ずん

やっぱりボクには難しい話なのだ。でも一つだけわかったことがある…ボクにはまだ彼女どころか友達もいない！