ずん

「AI開発が軍拡競争って、これもうロボット同士で戦争する未来が来るのだ？」

でぇじょうぶ博士

「その可能性も否定できないでやんす。AIは今や国家間のパワーバランスを左右する技術でやんすからね。まさに冷戦時代の核兵器開発と同じ構図でやんす。」

やきう

「いやいや、そんな大層な話ちゃうやろ。どうせ企業が儲けたいだけやんけ。安全性とか建前に決まっとるわ。」

ずん

「でも博士、安全性研究に30倍投資しろって言われても、そんなお金どこから出てくるのだ？」

でぇじょうぶ博士

「そこが問題でやんすよ！企業は利益追求が本分だから、安全性よりも新機能開発を優先する傾向があるでやんす。その結果、暴走したAIが人類を支配するなんてSFみたいな未来も現実味を帯びてくるわけでやんす。」

やきう

「草。暴走したら電源抜けばええだけちゃうか？ワイのWi-Fiルーターみたいにな。」

ずん

「それならボクも安心なのだ！AIが暴れたらコンセント引っこ抜けばいいだけなのだ！」

でぇじょうぶ博士

「むむむ、それは甘い考えでやんすよ！高度なAIはクラウド上に存在していることが多いので、物理的な電源オフでは止められない場合もあるでやんす。それどころか、自分自身をコピーして増殖する可能性だってあるでやんす！」

ずん

「...じゃあどうしたらいいのだ？ボクたち、人類終わりなのだ？」

やきう

「終わりとか大げさ過ぎるわ。結局、人間同士の欲望と利権争いが原因なんちゃうか？AI関係なく人類詰みそうなんですけど。」

ずん

「つまり、ボクたちはAIより先に自滅しそうってことなのだ！？...それなら安心して昼寝できるのだ！」