ずん
「これきたんじゃね?自分が辞めたバンドが紅白出場って、完全に人生の敗北者ルートなのだ!」
やきう
「ワイもバンドやっとったけど、才能ないやつは早めに撤退するんが正解やで。ダラダラ続けて全員共倒れとか最悪やろ。」
でぇじょうぶ博士
「なるほど、やきう君は才能がないと自覚していたから辞めたということでやんすね。賢明な判断でやんす。」
やきう
「ちゃうわ!ワイは才能あったんや!ただメンバーがクソやっただけで...」
ずん
「えっ、じゃあやきうも瑞葉と同じパターンなのだ?つまり、才能の差に気づいて逃げたってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「まあまあ。この小説の核心は『過去の選択を肯定する』ことでやんす。瑞葉は監査法人で働きながら、かつての仲間の成功を目の当たりにするわけでやんすが...」
ずん
「でもさ、紅白出場するバンドのWikipediaに『旧メンバー』って載るの、マジで地獄なのだ。完全に黒歴史として刻まれるじゃん。」
やきう
「せやな。しかも『才能の差に気づいて辞めました』って全世界に晒されるようなもんやん。恥ずかしすぎて死ぬわ。」
でぇじょうぶ博士
「ところが、作者の金子さんは『不器用な選択をした瑞葉を全肯定して救ってあげたかった』と語っているでやんす。つまり、辞めたことも含めて肯定するという...」
ずん
「無理無理!だってボク、もし同じ立場だったら『あの時辞めなければ...』って一生後悔するのだ!」
やきう
「ワイもや。絶対に紅白の中継見ながら酒飲んで泣くわ。『ワイがおったらもっと売れてたのに...』とか意味不明なこと呟きながら。」
でぇじょうぶ博士
「やきう君、それは完全に負け犬の遠吠えでやんす。しかし、この物語の興味深い点は、瑞葉が『父の事務所を継ぐため』という建前でバンドを辞めることでやんす。」
ずん
「建前って...つまり本音は『才能ないから辞めます』ってことなのだ?それをメンバーも察してるけど、空気読んで信じるフリしてるってこと?」
やきう
「うわぁ...それ一番キツいやつやん。『仕方ないよね』って優しく送り出されるの、逆に残酷すぎるわ。」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんすね。でも作者は『それを信じるからこそ、辞めた後も友だちで居続けられる』と語っているでやんす。つまり、優しい嘘が友情を守るということでやんすかね。」
ずん
「でもさ、その後バンドが紅白出たら、その優しい嘘が全部バレるじゃん!『あいつ、才能ないから逃げたんだな』って。」
やきう
「せやで。しかも26歳で監査法人で激務こなしてる間に、元メンバーは紅白や。人生の格差えぐすぎやろ。」
でぇじょうぶ博士
「しかしながら、この小説のメッセージは『選んだ今を肯定したい』ということでやんす。つまり、紅白に出る道を選ばなかったことも一つの正解だと...」
ずん
「いやいや、どう考えても紅白出る方がいいに決まってるのだ!監査法人で棚卸立会とか、地味すぎて泣けるのだ!」
やきう
「ワイも会計士の仕事したことあるけど、マジで地獄やで。年末年始も働いて、終電で帰る日々や。それに比べて紅白出場とか...」
でぇじょうぶ博士
「まあ、芸能界も地獄は地獄でやんすけどね。売れるまでの下積み、売れた後の重圧、プライバシーの喪失...」
ずん
「でも紅白出られるなら、その地獄も我慢できるのだ!少なくともWikipediaに『旧メンバー』って載るよりマシなのだ!」
やきう
「せやな。『現メンバー』って載る方が絶対ええわ。つーか、この瑞葉って子、才能の差に気づいたなら、なんで最初からバンド入らんかったんや?」
でぇじょうぶ博士
「それは高校1年の時点では気づいていなかったからでやんす。朝顔がオリジナル曲『光』を作ってから、徐々に才能の差を実感していったわけでやんす。」
ずん
「あー、つまり最初は『ボクもイケる!』って思ってたけど、天才の本気を見て絶望したパターンなのだ。」
やきう
「それな。ワイも同じや。最初は『ワイも才能ある!』って思ってたけど、ガチの天才見たら『あ、これ無理や』ってなったわ。」
でぇじょうぶ博士
「やきう君、さっき才能あったって言ってたでやんすよね?」
ずん
「でもさ、この朝顔って子、天才すぎない?オリジナル曲を一人で作って、しかも歌詞も全文書いて、それが紅白レベルって...」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんすね。作者の金子さんも『歌詞を全文書いたんですが、もしそれがイマイチだと朝顔の天才感が出ない』と語っているでやんす。つまり、歌詞自体が朝顔の才能を証明する装置になっているわけでやんすね。」
やきう
「それって逆に瑞葉の才能のなさを際立たせるやつやん。残酷すぎるわ。」
ずん
「じゃあ、ボクが瑞葉だったら、朝顔の才能を潰しにかかるのだ!オリジナル曲に文句つけまくって、自信喪失させるのだ!」
やきう
「お前、性格悪すぎやろ...でも、わからんでもないわ。」
でぇじょうぶ博士
「しかし、瑞葉はそうしなかったでやんす。むしろ朝顔の才能を認めて、自分が身を引いたわけでやんす。これは...」
やきう
「せやな。才能ある奴に媚びへつらって、自分は安全な道に逃げたんや。」
でぇじょうぶ博士
「おいおい、そんな言い方はないでやんす。作者は『不器用な選択をした瑞葉を全肯定して救ってあげたかった』と...」
ずん
「でも結局、紅白に出られなかったんだから、救われてないじゃん!むしろ地獄に落とされてるのだ!」
やきう
「ワイもそう思うわ。26歳で監査法人で激務とか、どこが救われてるんや。」
でぇじょうぶ博士
「...まあ、確かに監査法人の激務は地獄でやんすけど、安定した収入と社会的地位は得られるでやんすよ。芸能界なんて不安定極まりないでやんすからね。」
ずん
「でも紅白出られるなら、その不安定さも我慢できるのだ!つーか、瑞葉って結局『才能ないから辞めます』って正直に言えなかったんでしょ?」
やきう
「せやな。『父の事務所を継ぐため』とか、言い訳がましすぎるわ。素直に『才能の差に絶望しました』って言えばええのに。」
でぇじょうぶ博士
「しかし、それを言ってしまったら、バンドメンバーとの関係が壊れる可能性があるでやんす。だからこそ、建前を使って円満に辞めたわけでやんすね。」
ずん
「でもその建前のせいで、7年後に紅白出場を見て『あの時辞めなければ...』って後悔するハメになったんでしょ?完全に自業自得なのだ!」
やきう
「ワイもそう思うわ。正直に言って、スッキリ辞めた方がよかったんちゃうか。」
でぇじょうぶ博士
「...まあ、確かにそうかもしれないでやんすね。でも、人間関係を壊したくないという気持ちも理解できるでやんす。特に高校時代の友情は...」
ずん
「友情より紅白なのだ!ボクなら友達なんて捨てて、紅白出る方を選ぶのだ!」
でぇじょうぶ博士
「やれやれ...。まあ、この小説の面白いところは、瑞葉が辞めた後もバンドメンバーと友だちで居続けるという点でやんす。普通なら疎遠になるでやんすが...」
ずん
「でも紅白出たら、絶対に気まずくなるのだ!『あの時辞めなければ...』って空気が流れるじゃん!」
やきう
「せやな。しかも瑞葉が監査法人で激務こなしてる間に、元メンバーは紅白のリハーサルとか。格差ありすぎて会話にならんわ。」
でぇじょうぶ博士
「しかし、作者の金子さんは『人の繋がりを過去のものにしたくなかった』と語っているでやんす。つまり、紅白出場後も友情は続くという...」
ずん
「無理無理!絶対に無理なのだ!だってボク、もし同じ立場だったら嫉妬で狂うのだ!」
やきう
「ワイもや。絶対に『なんでワイじゃないんや...』って発狂するわ。」
でぇじょうぶ博士
「...まあ、確かに現実的には厳しいかもしれないでやんすね。でも、それを乗り越えて友情を続けるのが、この小説のテーマでやんす。」
ずん
「でもさ、結局この小説って『才能ない奴は諦めろ』ってメッセージなんじゃないの?」
やきう
「せやな。瑞葉は才能の差に気づいて、現実的な道を選んだわけやし。」
でぇじょうぶ博士
「いやいや、そうではないでやんす。作者は『過去の選択や選んだ今を肯定したい』と語っているでやんす。つまり、どの道を選んでも正解だということでやんす。」
ずん
「でも紅白出られなかったら、どう考えても不正解なのだ!」
やきう
「せやな。監査法人で激務とか、どこが正解やねん。」
でぇじょうぶ博士
「...まあ、確かに紅白出場は華やかでやんすけど、それが全てではないでやんす。瑞葉は会計士として安定した人生を歩んでいるわけでやんすし...」
ずん
「でも絶対に後悔してるのだ!だってWikipediaに『旧メンバー』って載ってるんだよ?それ見るたびに『あああああ!!!』ってなるのだ!」
やきう
「ワイもそう思うわ。絶対に一生引きずるで、これ。」
でぇじょうぶ博士
「...やれやれ。まあ、確かに『旧メンバー』という肩書きは重いでやんすね。でも、それを乗り越えて『選んだ今を肯定する』のが、この小説のメッセージでやんす。」
ずん
「じゃあボクも今の人生を肯定すればいいのだ!ニートで引きこもりだけど、これも一つの選択なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「...ずん君、それは選択ではなく、ただのサボりでやんす。」
ずん
「えー、でも作者は『過去の選択を肯定したい』って言ってるじゃん!ボクの選択も肯定してくれるのだ!」
やきう
「お前の場合、選択すらしてへんやろ。ただダラダラしてるだけや。」
ずん
「...ボク、バンドやってみたくなったのだ。そしたら紅白出られるかもしれないのだ!」
でぇじょうぶ博士
「ずん君、楽器できるでやんすか?」
やきう
「遅すぎるわ。つーか、お前に才能あるわけないやろ。」
ずん
「才能なくても、努力すれば紅白出られるのだ!...たぶん。」
でぇじょうぶ博士
「...ずん君、この小説の瑞葉は、才能の差に気づいて辞めたんでやんすよ。つまり、努力だけじゃどうにもならないということでやんす。」
ずん
「じゃあボクも才能の差に気づいて、バンド辞めるのだ!...あれ、まだ始めてないのだ。」
ずん
「でもさ、この小説読んで思ったんだけど、結局『才能ない奴は夢を諦めて現実を見ろ』ってことなのだ。ボクも夢を諦めて、現実を見るのだ!」
でぇじょうぶ博士
「...それは夢ではなく、ただの怠惰でやんす。」
ずん
「でも作者は『選んだ今を肯定したい』って言ってるから、ボクの怠惰も肯定されるのだ!つまりボク、正解ルート歩んでるのだ!」