# 月20万以下独女ドラマ論争
リアリティとファンタジーの狭間で
ずん
「現代のドラマって全部嘘くさいのだ!もっとリアルな貧乏生活を見せてほしいのだ!」
でぇじょうぶ博士
「ふむふむ、視聴者が求めているのは『孤独のグルメ』の女性版でやんすね。淡々と節約飯を食べる独女の物語でやんす。」
やきう
「待てや。お前ら貧乏人の日常なんて誰が見るんや?ワイらはドラマで夢見たいんやで。」
ずん
「でもさ、主人公がしがないOLなのに都内で手取り40万ないと無理な部屋に住んでるって、算数できないのかって話なのだ。」
かっぱ
「せやな。ワンルーム8畳、ユニットバス、激狭キッチンが現実やのに、なんでドラマの部屋はモデルルームやねん。」
でぇじょうぶ博士
「実はこれ、制作側の論理があるでやんす。物語は感情の揺れ幅で決まるから、変化のない日常ではドラマにならないでやんす。」
やきう
「つまり浮気!不倫!セフレ!ワンナイト!子どもできちゃった!が必要なんやな。視聴率取るにはこれしかないわ。」
ずん
「それが飽きられてるって話なのだ!みんな疲れてるのだ!」
かっぱ
「NHKの『ひとりでしにたい』とか『団地のふたり』みたいなんが良かったんやけどな。地味やけど心に響くやつや。」
でぇじょうぶ博士
「問題は、そういうドラマが話題にならないことでやんす。視聴者は『リアルが見たい』と言いつつ、実際には刺激を求めているでやんす。まるで『健康的な食事がしたい』と言いながらジャンクフードを食べ続ける人間のようでやんすね。」
やきう
「結局、文句言ってるやつらも最後はイケメン社長との恋愛ドラマ見るんやろ?人間なんてそんなもんや。」
ずん
「ぐぬぬ...でも『凪のお暇』とか『ソロ活女子のススメ』みたいな良作もあるのだ!」
かっぱ
「せやけど、あれも結局は『普通じゃない女』の話やからな。本当に普通の人の普通の生活なんて、ドラマとして成立するんか?」
でぇじょうぶ博士
「おっしゃる通りでやんす。90年代のアメリカでは『ダーマ&グレッグ』『フレンズ』が生まれたでやんすが、日本では未だに現れないでやんす。文化的な差異があるでやんすね。」
やきう
「てかさ、『人生そのものがドラマです』とか言ってるやつおったけど、ワイの人生はクソつまらんで。ドラマ化したら1話で打ち切りや。」
ずん
「やきうの人生はホラードラマにしかならないのだ。」
かっぱ
「結局、制作側は金持ちの部屋のほうが撮影しやすいし、恋愛入れたほうがスポンサーつくんやろな。ビジネスの論理や。」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。視聴者のニーズと制作の都合、そして広告主の意向が複雑に絡み合っているでやんす。まるで三すくみの構造でやんすね。」
ずん
「じゃあ結局、ボクたちが見たいドラマは永遠に作られないってことなのだ?」
やきう
「せや。お前が脚本書いて自主制作するしかないで。YouTubeで『ずんの貧乏飯チャンネル』でも始めたらどうや?」
かっぱ
「それ、案外ええかもしれんな。ドラマより配信のほうがリアルな生活描けるかもしれへんわ。」
でぇじょうぶ博士
「実際、近年はNetflixなどの配信サービスが従来のドラマの常識を覆しつつあるでやんす。『地味でもリアルなコンテンツ』が評価される土壌は育ってきているでやんす。」
ずん
「なるほどなのだ...じゃあボク、『月20万で暮らす独女』役でドラマ出演するのだ!」
ずん
「...今気づいたのだ。でも心は独女なのだ!これも多様性なのだ!」