ずん

「えぇ！？天皇が被爆医師を『宣伝屋』って批判したのだ？これ、どういうことなのだ？」

でぇじょうぶ博士

「そうでやんす。昭和天皇が永井隆医師に対して『こんな宣伝屋はいやだ』と発言した記録が公開されたでやんすね。背景には、戦後のGHQによる報道統制や、原爆被害を巡る複雑な政治的状況が絡んでいるでやんす。」

やきう

「いやいや、『宣伝屋』とか言うたらアカンやろ。ワイでもそんな無神経なこと言わへんぞ。てか、天皇も人間味出し過ぎちゃう？」

でぇじょうぶ博士

「確かに衝撃的な発言ではあるでやんす。ただ、この時代は原爆の悲惨さを訴えること自体がタブー視されていた時期でもあったでやんすよ。永井医師はその中でも目立つ存在だったからこそ、賛否両論を呼ぶ人物だったのでしょう。」

ずん

「でもさぁ、それって結局、天皇も罪悪感みたいなのを感じてたからじゃないのか？専門家も『罪の意識を刺激した』とか言ってるし。」

やきう

「罪悪感っちゅーより、『面倒くさい奴来たわ』くらいに思っとった可能性もあるぞ。ワイなら絶対そう思うわ。」

でぇじょうぶ博士

「それは極端でやんす！ただし、当時の天皇は象徴として振る舞う一方、人間としての感情も持ち合わせていたわけですから、その葛藤がこうした発言に現れたとも考えられるでやんす。」

ずん

「なるほど…でもさぁ、『長崎の鐘』とかめっちゃ売れてたわけだから、むしろ国民的ヒーロー扱いじゃないの？」

やきう

「せやけど、それが逆に目障りになった可能性もあるな。なんせ日本全体が戦争責任とか触れたくない話題避けとった時代やし。」

ずん

「つまり…目立つと叩かれるってことなのだ？ボク、有名になるの怖くなっちゃった！」

でぇじょうぶ博士

「安心するでやんす、ずん君。有名になるにはまず努力という壁を越えねばならないので、その心配はいらないと思われるでやんすよ！」

ずん

「ぐぬぬ…ボク努力嫌いなのバレてる！」