ずん

「えっ、抗がん剤を使うかどうかで命の長さが変わるって…そんな究極の選択、僕には無理なのだ！」

でぇじょうぶ博士

「そうでやんすね。これはまさに“命の質”と“命の長さ”という二律背反的な問題でやんす。特に膵臓がんは進行が早く、治療法も限られているため、このような選択を迫られることが多いでやんす。」

やきう

「いやいや、“生活の質”とか言うけどな、それ結局『美味しい飯食えるか』とか『トイレ行けるか』みたいな話やろ？ワイなら迷わず延命一択やわ。」

でぇじょうぶ博士

「それは短絡的でやんすよ、やきう君。延命治療には副作用もついて回るでやんす。抗がん剤による吐き気、倦怠感、免疫力低下…これらを抱えながら生きることが本当に幸せなのかは人それぞれでやんす。」

ずん

「でも博士、それって結局“どっちも地獄”みたいな話じゃないのだ？ボクだったらゲームして寝て過ごしたいだけなのだ…」

やきう

「お前は普段から寝てばっかりなんだから、そのままでええわ！でも確かに、この夫婦みたいに冷静に話し合える関係って羨ましいよなぁ。」

でぇじょうぶ博士

「その通りでやんす。このケースでは夫婦間の信頼と理解が大きかったと思われるでやんす。死生観について日頃から話し合っていたことが、この難しい決断を支えたのでしょうね。」

ずん

「ふむふむ。でもボクだったら、『抗がん剤飲む代わりに毎日ケーキ食べ放題』とか条件つけちゃいそうなのだ！」

やきう

「お前、それただの甘党宣言ちゃうか！真剣な議題台無しにする天才か？」

ずん

「まぁまぁ、人生最後の日でも甘いもの食べて笑顔になれれば最高なのだ！つまり僕は“スイーツ至上主義”を選ぶってことでFA！」