ずん
「エヴァが30年ぶりに夕方放送されるのだ!これ、もしかして世紀の大事件なんじゃないのだ?」
やきう
「世紀の大事件?お前、世紀がいくつあると思っとるんや。100年に1回やぞ。」
でぇじょうぶ博士
「いやいや、これは確かに大事件でやんす。1995年当時、夕方にエヴァを見ていた子供たちは今や40代半ば。当時のPTAからのクレームは凄まじかったでやんすよ。」
かっぱ
「PTAって何にでも文句言うからな。ワイらの時代もそうやったわ。」
ずん
「え、でも今の時代って配信でいつでも見られるのだ。わざわざテレビで放送する意味あるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「そこでやんす!配信は個人の選択でやんすが、地上波は『みんなで同じ時間に見る』という集団体験でやんす。まるで昭和の紅白歌合戦のような、失われた共同体験の復活を試みているでやんすね。」
やきう
「共同体験とか言うとるけど、今どき夕方5時半にテレビ見とる奴おるんか?ワイは寝とる時間やぞ。」
かっぱ
「お前、昼夜逆転しとるだけやろ。まともな人間は活動しとる時間や。」
ずん
「でも博士、30年前の子供たちが今見たら、また違った感想になるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「むしろ恐ろしいでやんす。当時は『ロボットアニメかっこいい!』と思ってた少年たちが、今や『碇ゲンドウの気持ちが分かる』とか言い出すでやんすからね。老化は残酷でやんす。」
やきう
「それな。ワイも最近、シンジが甘えとるようにしか見えんくなってきたわ。」
ずん
「じゃあボクも40代になったら、エヴァの深い意味が理解できるようになるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「いいえ、ずんは何歳になっても理解できないと思うでやんす。そもそも今のずんの精神年齢は10歳でやんすからね。」
かっぱ
「しかし、夕方5時半って微妙な時間やな。晩ご飯の支度してる時間やろ。」
でぇじょうぶ博士
「そこが狙いでやんす!当時も、夕飯の支度をしていた母親たちが『なんやこの暗いアニメは!』と激怒したでやんす。30年後の再現を狙っているのかもしれないでやんすね。」
やきう
「今のPTAも忙しいからな。クレーム入れる暇あったら配信で見せとけって感じやろ。」
かっぱ
「時代は変わったんやな。昔はテレビがすべてやったのに。」
でぇじょうぶ博士
「まさにそこでやんす!テレビ東京は『あえて地上波で放送する意味』を強調しているでやんす。これは配信時代への抵抗、いわば最後の聖戦でやんすよ。」
ずん
「最後の聖戦って、もうテレビは終わりなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「しかし、10週連続で過去のアニメを放送するという試み自体は面白いでやんす。まるで、墓から死体を掘り起こして踊らせるゾンビショーでやんすね。」
やきう
「でも的確やな。懐古商売ってそういうもんやし。」
かっぱ
「おい、お前らエヴァの話してたんちゃうんか。」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんした。話を戻すと、エヴァ第壱話は完璧な導入エピソードでやんす。30年経っても色褪せない、まるでワインのように熟成された名作でやんすよ。」
ずん
「じゃあボクも見るのだ!...でも17時30分って、ちょうど昼寝から起きる時間なのだ。」
ずん
「仕事?ボクはエリート会社員だから、昼寝も仕事のうちなのだ!睡眠は生産性を高めるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「...ずん、君はエヴァを見る前に、まず現実と向き合うべきでやんす。」
やきう
「逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだってな。」
かっぱ
「それ、シンジのセリフやんけ。うまいこと言うやん。」
ずん
「むぅ...じゃあボクも勇気を出して、30年ぶりの夕方エヴァを見るのだ!録画して深夜に見るけど、これも立派な視聴なのだ!」