ずん

「えっ、KTMが倒産したのだ？オートバイ界のスーパースターじゃないのか？」

でぇじょうぶ博士

「その通りでやんす。KTMはモトクロスやエンデューロで名を馳せたブランドでやんすが、米国市場の売上減少と欧州経済不振に直撃されたでやんす。」

やきう

「いやいや、そもそもバイクなんて趣味の乗り物やろ。こんなご時世に誰が買うねん。ワイならチャリ乗るわ。」

ずん

「でもさ、バイクってカッコいいし、自由な感じがするのだ！それにしても29億ユーロってどれくらいヤバいの？」

でぇじょうぶ博士

「ざっくり言えば、日本円で約4500億円超えでやんす。これだけあれば、ずん君を100万回くらい雇える計算になるでやんすよ。」

やきう

「草。そんな金額聞いたらワイも破産した気分なるわ。でもドイツ頼みのオーストリア経済自体が問題ちゃうか？」

ずん

「確かに依存しすぎなのだ。でもさ、それなら新しい市場とか開拓できないのかな？」

でぇじょうぶ博士

「理論的には可能性はあるでやんす。ただ、新興国市場は価格競争が激しく、高級ブランドとして売るには難しい面もあるでやんすね。」

やきう

「ほら見ろ。結局、高級路線とか言っとるからこうなるねん。ワイなら『燃費最強！』とか書いて原付売るわ。」

ずん

「でも原付じゃモトクロスできないじゃないか！それにしても従業員3

でぇじょうぶ博士

「再建手続き次第ではリストラ不可避かもしれないでやんす。ただし、新政権が労働コスト削減策を打ち出せば希望はあるかもしれないでやんすよ。」

ずん

「ふむふむ...つまり、ボクが総理大臣になれば解決するってことなのだ！」