ずん

「えー、日本刀が2～3人斬ったら脂で切れなくなるって話、これ本当なのだ？」

でぇじょうぶ博士

「それはデマでやんす！日本刀は脂くらいじゃ機能停止しないでやんす。むしろ、ちゃんとした日本刀なら豚の頭を何度も斬っても問題ないという実験結果もあるでやんすよ！」

やきう

「いやいや、そもそもそんなに人斬るシチュエーションどこにあんねん。ワイなんて包丁ですら玉ねぎしか斬っとらんぞ。」

ずん

「たしかにボクも玉ねぎ派なのだ。でも脂がついたら切れ味落ちるのは包丁でも同じじゃないのか？」

でぇじょうぶ博士

「確かに脂がつくと多少滑りやすくなるけど、それは布で拭けば解決する話でやんす。それを『使えなくなる』と誇張するのはフィクションの影響が大きいと思われるでやんす。」

やきう

「つまり司馬遼太郎とかその辺の作家が悪いってことか？ワイ、歴史小説読まへんからセーフやな。」

ずん

「でもさ、戦場では槍とか薙刀がメインだったって聞いたことあるのだ。それなら日本刀がサブウェポン扱いされても仕方ない気がするけど？」

でぇじょうぶ博士

「それも一部正しいけど、日本刀はサブウェポンというより最後の頼み綱として重宝された武器だったでやんす。粗製乱造された軍刀とは違う、本物の名刀なら耐久性抜群だったわけでやんすよ！」

やきう

「ほーんなら、その名刀持ってた侍たちはどうして現代まで生き残れへんかったん？ワイならゾンビ映画並みに無双するわ。」

ずん

「ゾンビ映画！？急にジャンル変わったのだ。でもボク思った。もし脂まみれになったら…焼肉用ヘラ持参したほうがいい気がしてきた！」