ずん

「クリスマスケーキが崩れる問題って、なんか毎年恒例になりつつあるのだ。これ、どうして直らないのだ？」

でぇじょうぶ博士

「それは配送業界の構造的な問題でやんすよ。ケーキ1個運ぶのに200円とかいう低価格請負が原因でやんす。そりゃあ、丁寧に扱う余裕もなくなるでやんす。」

やきう

「いやいや、そもそも冷凍ケーキを配達するって発想が無理ゲーやろ。ワイなら冷凍庫ごと届けるわ。」

ずん

「冷凍庫ごと！？そんなことしたらコスト爆上がりなのだ！」

でぇじょうぶ博士

「そうでやんすね。でも現状では、配送業者は薄利多売の地獄絵図でやんすからね。ケーキを崩さず届けるには魔法でも使わない限り難しいでやんす。」

やきう

「ほな魔法学校でも作ったらええやろ。“ホグワーツ物流学部”とか名乗れば儲かるかもしれへんな。」

ずん

「それは完全にファンタジーなのだ…。でも、どうしてこんなに安く請け負っちゃうの？」

でぇじょうぶ博士

「競争激化と消費者の“安さ至上主義”が原因でやんすよ。みんな安い方を選ぶから、業者も値下げせざるを得ない悪循環なんでやんす。」

やきう

「つまり、お前ら全員が“安いケーキ”求めた結果、自分たちの胃袋にぐちゃぐちゃなケーキ突っ込む羽目になっとるだけって話か。」

ずん

「むぅ…じゃあ僕たちはどうしたらいいのだ？高いケーキ買えば解決する？」

でぇじょうぶ博士

「それも一つの手段ではあるけど、本質的には物流業界全体への理解と適正価格への意識改革が必要なんでやんすよ。」

ずん

「ボクはもう崩れたケーキでも気にしないことにする！味は変わらないし、“アート作品”として楽しむことにしたのだ！」