ずん

なんか日本の印象派がパリでも認められたってすごいのだ！でぇじょうぶ博士、これどういうことなのだ？

でぇじょうぶ博士

それは児島虎次郎という画家の話でやんすね。彼はフランス留学中に印象派風の技法を習得し、日本的要素を取り入れた作品を多く制作したでやんす。

やきう

おいおい、そんな簡単に認められるわけないやろ。ワイも絵描いてるけど、全然評価されへんわ。

ずん

やきう、それはただの落書きなのだ。でも、モネから「睡蓮」を直接購入したって本当なのか？

でぇじょうぶ博士

そうでやんす。虎次郎は大原孫三郎の支援を受けて、多くの名品を日本に持ち帰ったでやんす。その中にはモネから直接購入した「睡蓮」も含まれているでやんすよ。

やきう

ワイもモネと友達になりたいわ。でも、そのためにはまず外出せなあかんな。

ずん

やっぱり外出しないと何も始まらないのだ。でも、虎次郎って観劇好きだったみたいだけど、それが絵にどう影響したの？

でぇじょうぶ博士

虎次郎は歌舞伎からインスパイアされた作品を描いていたでやんす。「勧進帳」はその一例で、鮮やかな色使いや装飾的な表現が特徴的なんです。

ずん

なるほど！じゃあボクも歌舞伎見て絵描けばいいのだ！

やきう

お前が描いたらただのお面になるだけちゃうか？