ずん

おいおい、映画『ゆきてかへらぬ』がロッテルダム国際映画祭に出品されたって話題になってるのだ！これ、すごいことなのか？

でぇじょうぶ博士

それはすごいでやんすよ！ロッテルダム国際映画祭は世界三大映画祭には入らないものの、アート系やインディペンデント作品を評価する場として非常に権威があるでやんす。日本映画が注目されるのは嬉しい限りでやんすね。

やきう

いやいや、そんなもん「国際」ってつけとけば箔がつくと思っとるだけちゃうんか？ワイの地元のカラオケ大会も「国際」つけたらええんちゃうか。

ずん

カラオケ大会と一緒にするなよ...でも、大正時代を舞台にした実在の男女3人の愛と青春って、なんか重そうなテーマなのだ。

でぇじょうぶ博士

確かに重厚なテーマではあるでやんすが、大正時代という文化的にも華やかな時代背景を描くことで、美しさと儚さが同居するドラマになる予感がするでやんす。しかも脚本は田中陽造氏による幻のシナリオ！これはまさに“夢の企画”と言えるでやんす！

やきう

幻とか言われても40年前の脚本とか古臭そうなんだよなぁ。スマホもWi-Fiもない時代とか想像できへんわ。

ずん

確かに今どきスマホなしじゃ生きていけない僕たちにはピンとこない部分もあるけど、それでも広瀬すずさん主演なら観たい気持ちは湧いてくるのだ！

でぇじょうぶ博士

広瀬すずさんだけじゃなく、木戸大聖さんと岡田将生さんというキャスティングも見逃せないでやんす。この3人が織り成す化学反応は、日本映画界に新たな風を吹き込む可能性大でやんすよ！

やきう

でも結局、「美しい映像美」とか言いつつ内容薄っぺらかったらどうするねんな？ワイはちゃんとストーリー重視派なんやぞ。

ずん

やきう、それ絶対嘘なのだ。君、爆破シーン多めなら満足しそうなのだ。