ずん
「14万機って...もはや何がなんだかわからないのだ。これって本当にすごいことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「やんすねぇ。14万機というのは、日本の全コンビニの数の約半分に相当するでやんす。それだけのドローンを飛ばしたということは、まあ数字としては立派でやんすね」
やきう
「でも新設カテゴリーで初認定って、要するに自分らで作った賞やんけ。ワイが『一年間に最も多くポテチを食べた引きこもり』でギネス申請したら取れるやろ、そういうレベルや」
かっぱ
「せやな。でも2220機で高さ215メートルのミャクミャク作ったんは素直にすごいで。あのキモかわキャラがデカくなったら、もっとキモなるやん」
ずん
「たしかにミャクミャクは大きくなればなるほど怖いのだ...」
でぇじょうぶ博士
「実はドローンショーの技術的難易度は相当なもんでやんす。2220機を同時制御するには、GPS精度、通信の安定性、バッテリー管理、そして何より衝突回避アルゴリズムが必要でやんす」
やきう
「で、その技術力自慢して何になるんや?結局『万博来ました、ドローン見ました、はい終わり』やろ。からあげクン1日2000個の方がよっぽど実用的やわ」
かっぱ
「話戻せや。でもな、このドローンショー、毎日やっとったんやろ?閉幕まで約7ヶ月で14万機って、1日平均670機飛ばしとる計算になるで」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。しかも準備期間含めての数字でやんすからね。実質的な運用期間を考えると、もっと密度の高い運用をしていた可能性があるでやんす」
やきう
「つまり毎晩毎晩、空にミャクミャク浮かべて『すごいでしょー』ってやっとったわけか。近所の住民、うるさくて発狂しとるやろな」
ずん
「そういえば、ドローンって墜落したりしないのだ?14万機も飛ばして事故ゼロとか、逆に怪しいのだ」
でぇじょうぶ博士
「鋭い指摘でやんす、ずん。実際、大規模ドローンショーでは機体トラブルは避けられないでやんす。ただ、冗長性を持たせた設計にしているので、数機が落ちても演出全体には影響が出ないようになってるでやんす」
かっぱ
「なるほどな。でも結局のところ、このギネス記録って万博の成功を演出するための数字遊びちゃうんか?来場者数は目標の9割超えたらしいけど、裏を返せば目標未達やし」
やきう
「ほんまそれな。『新設カテゴリー』って時点でもう察しやろ。『日本で一番万博でドローン飛ばした会社』でも良かったんちゃうか」
ずん
「でも世界記録って響きはカッコいいのだ...」
でぇじょうぶ博士
「まあ、そこは評価が分かれるところでやんすね。技術的成果としては評価できるでやんすが、費用対効果を考えると...おいらの計算では、1機あたり数千円のコストがかかってるはずでやんす」
かっぱ
「数千円×14万機って...億単位やんけ。その金あったら、もっと他に使い道あったやろ」
やきう
「まあでも、万博なんてそもそも金の無駄遣い選手権みたいなもんやし、今更やな。税金でドローン飛ばして喜んどるお偉いさんの顔が目に浮かぶわ」
ずん
「じゃあ結局、このギネス記録って意味あるのだ?ないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「意味があるかないかは、見る人次第でやんす。技術者から見れば実証実験の成功、予算管理者から見れば支出の正当化、一般市民から見れば...まあ、花火みたいなもんでやんすかね」
かっぱ
「花火は一瞬で散るからええねん。ドローンは何度も何度も同じ演出繰り返しとったやろ。飽きるわ」
ずん
「むむむ...でもボク、一つだけわかったことがあるのだ」
ずん
「14万機も飛ばしたのに、誰もドローンで帰宅できなかったってことなのだ!もったいないのだ!」