ずん
「海外で働いたら年収1000万!とか言ってるけど、これ見たら怖くなってきたのだ」
でぇじょうぶ博士
「やんすねぇ。海外赴任は華やかに見えて、実態は監視の目が届かない合法的な強制労働所みたいなもんでやんす」
やきう
「ワイも海外行きたかったけど、これ見たら引きこもりが正解やったんやな」
ずん
「でもさ、日本の会社が派遣してるんだから、ちゃんと守ってくれるんじゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「甘いでやんす。言語も違う、時差もある、証拠も残りにくい。企業にとっては隠蔽のパラダイスでやんす」
やきう
「つまり、『息子さんが工場から転落して』って連絡が来ても、誰も真相わからへんってことか」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。この上田さんのケースも、4ヶ月の予定が過労自死に追い込まれたでやんす。国内なら労基署が飛んでくるような案件も、海外じゃ『事故でした』で済まされるでやんす」
でぇじょうぶ博士
「断れば出世コースから外されるか、最悪クビでやんす。まるで『行くか死ぬか選べ』と言われてるようなもんでやんすねぇ」
やきう
「クソオス上司『グローバル人材になるチャンスやで!』とか言うてそうやな」
ずん
「でも上田さん、大学院まで出て電気工学専攻してたエリートなんでしょ?そんな人でも守られないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「むしろ優秀だから使い潰されたでやんす。専門知識があるから現地で代わりが効かない。つまり24時間働かせ放題でやんす」
やきう
「ワイ、ニートでよかったわ。過労死せえへんもん」
でぇじょうぶ博士
「...それはまた別の問題でやんす」
ずん
「でもさ、これって日立造船だけの問題じゃないのだ?他の会社は大丈夫なのだ?」
でぇじょうぶ博士
「氷山の一角でやんす。国内の過労死ですら表に出るのは一部。海外なんて証拠隠滅し放題でやんすから、実態はもっと酷いでやんすよ」
やきう
「しかも社名変更してカナデビアになったんやろ?逃げる気満々やんけ」
でぇじょうぶ博士
「まず『グローバル人材』という甘い言葉に騙されないことでやんす。海外赴任の労働条件、現地の労働法、万が一の時の補償、全部書面で確認するでやんす」
やきう
「でも断ったら出世できへんのやろ?詰んでるやんけ」
でぇじょうぶ博士
「出世か命か。究極の選択でやんすねぇ。ただし、おいらなら命を選ぶでやんす。出世しても死んだら元も子もないでやんすから」
ずん
「なんか、海外で働くのが怖くなってきたのだ...」
でぇじょうぶ博士
「正しい恐怖でやんす。『ニューヨークで寿司職人1000万円!』みたいなキラキラした話の裏には、必ず闇があるでやんす」
やきう
「ワイ、家から出んで正解やったわ。外は危険や」
でぇじょうぶ博士
「重要なのは、企業が海外赴任者を『使い捨ての駒』としか見ていない現実でやんす。監視の目が届かない場所では、人権なんて紙切れ同然でやんすよ」
ずん
「じゃあ、今海外にいる日本人も危ないってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「129万人もいるでやんすからね。その中に何人、声を上げられない過労死予備軍がいるか...考えただけで恐ろしいでやんす」
やきう
「でも企業は『グローバル展開!』とか言うて、どんどん若者を海外に送り込むんやろ?」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。しかも『成長のチャンス』とか『キャリアアップ』とか耳障りのいい言葉で包んでるでやんす。まるで毒りんごに砂糖をかけてるようなもんでやんすねぇ」
ずん
「うわぁ...じゃあボク、一生日本にいるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それも一つの選択でやんす。ただし日本国内でも過労死はあるでやんすけどね」
ずん
「もうボク、働かないのだ!これが最適解なのだ!」