ずん
「日本のスタートアップを10倍にするってマジなのだ!?でもそんなにスタートアップ増やして、誰が得するのだ?」
でぇじょうぶ博士
「おいおい、ずん君。スタートアップが増えるってのは、まるで池に石を投げ込んで波紋を広げるようなもんでやんす。経済全体が活性化するでやんすよ。」
やきう
「は?10倍とか絵に描いた餅やろ。政府の計画なんて、クソみたいな看板だけ立派で中身スカスカやんけ。」
ずん
「やきう、辛辣すぎるのだ...でも確かに、政府の計画って大抵途中でフェードアウトするイメージなのだ。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、懐疑的になるのも無理はないでやんす。でも今回は投資額が1兆円突破したり、実際に動きが見えてきてるでやんすよ。」
やきう
「1兆円?どうせその金、天下り先の中抜き組織に流れるんやろ。ワイらには一銭も回ってこんわ。」
ずん
「そういえば、シード期の資金不足が課題って書いてあったのだ。つまり、お金が必要な時にお金がないってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。日本のVCは後期ステージばかり狙うでやんすからね。まるで熟した果実だけ摘むサルみたいでやんす。種を植える人がいないでやんす。」
やきう
「せやな。リスク取りたくないからって、安全なとこだけ投資するんや。そんなんでイノベーションとか笑わせんなや。」
ずん
「じゃあボクが起業しようと思っても、お金もらえないってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「...ずん君の場合は、ビジネスプラン以前の問題があると思うでやんす。」
やきう
「草。お前、会社員に戻りたいとか言うてたやんけ。そんな覚悟で起業とか片腹痛いわ。」
ずん
「む、むぅ...じゃあ人材不足も問題なのだ?エンジニアが足りないって書いてあったのだ。」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。特に優秀なエンジニアは大企業に囲い込まれてるでやんすからね。スタートアップに来るのは、よっぽどのチャレンジャーか、大企業で使えなかった人材でやんす。」
やきう
「ほんまそれな。しかも女性起業家が少ないとか言うてるけど、そもそも日本の労働環境がクソやから無理ゲーやろ。育休も取りづらいし、家事育児も押し付けられるし。」
やきう
「違うわボケ。ワイは合理主義者や。使える人材を性別で制限するとか、経済的に非効率やって言うてんねん。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、多様性の欠如は確かに問題でやんすね。同質な集団からは、同質なアイデアしか生まれないでやんす。まるで近親交配を続けた王家のようでやんす。」
ずん
「大企業との連携も課題みたいなのだ。でも大企業ってお金持ってるんじゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「お金は持ってるでやんすが、意思決定が遅すぎるでやんす。会議に会議を重ねて、結論が出る頃には時代が変わってるでやんす。恐竜が隕石に気づいた時には既に手遅れみたいなもんでやんす。」
やきう
「しかもリスク回避しか考えてへんからな。失敗したら責任取らされるから、誰も決断せんのや。責任の押し付け合いバトルロワイアルや。」
でぇじょうぶ博士
「いや、うまく連携できれば強力でやんすよ。スタートアップのスピード感と大企業のリソースが組み合わされば、鬼に金棒でやんす。問題は文化の違いでやんす。」
やきう
「文化の違いて。要するに昭和のオッサンと令和のキッズが同じ部屋におるようなもんやろ。話が噛み合うわけないやん。」
ずん
「グローバル展開も難しいって書いてあったのだ。日本市場だけじゃダメなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「日本市場は縮小してるでやんすからね。1億2000万人の市場より、70億人の市場を狙う方が合理的でやんす。でも日本人は英語が苦手でやんすし、海外のビジネス文化も理解してないでやんす。」
やきう
「せやな。しかも日本で成功したビジネスモデルが海外で通用するとは限らんしな。ガラパゴス化しとるんや。井の中の蛙大海を知らずや。」
ずん
「むむむ...じゃあ政府の支援策って意味あるのだ?税制優遇とか規制緩和とか。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、ないよりはマシでやんすね。でも根本的な問題は、日本社会全体のリスクテイキング精神の欠如でやんす。失敗を許容しない文化が、イノベーションを阻んでるでやんす。」
やきう
「ほんまそれ。一回失敗したら人生終了みたいな空気あるもんな。アメリカとか失敗自慢大会やってるのにな。日本は村八分や。」
ずん
「じゃあ結局、5か年計画って成功しないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「成功の定義次第でやんすね。10倍というのは無理でも、2倍とか3倍になれば御の字でやんす。まあ、政府の計画なんて大風呂敷広げて、達成率3割でも成功扱いされるもんでやんす。」
やきう
「せやな。最初から期待値低く見積もっとくのが賢いで。どうせ途中で方針転換とか予算削減とかあるし。」
ずん
「でもさ、もしかしたらユニコーン企業が日本からたくさん生まれるかもしれないのだ!夢があるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「...ずん君、ユニコーン企業の意味わかってるでやんすか?評価額10億ドル以上の未上場企業のことでやんすよ。」
やきう
「お前、絶対わかってへんやろ。架空の馬やと思ってそう。」
ずん
「え、違うのだ!?ボク、本物のユニコーンが生まれると思ってたのだ!角の生えた馬なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「...それはファンタジーでやんす。現実を見るでやんす。」
やきう
「もう帰っていいか?こいつの相手疲れるわ。」
ずん
「ま、まあでも、エコシステムが成熟すればイノベーションが生まれるってことなのだ!ボクもその波に乗って一攫千金なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「ずん君...君はまず、会社員として真面目に働くことから始めた方がいいでやんす。起業とか投資とかは、その後の話でやんす。」
やきう
「ほんまそれな。お前、基礎がなってへんもん。スタートアップどころかスタート地点にも立ててへんわ。」
ずん
「むぅ...でもボク、賢くて優秀なエリート会社員なのだ!いつか絶対成功するのだ!」
でぇじょうぶ博士
「...その根拠のない自信だけは、起業家向きかもしれないでやんすね。」
やきう
「それただのアホやん。自信と過信は紙一重やで。」
ずん
「じゃあ最後に聞くのだ。結局、日本のスタートアップエコシステムって未来あるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「まあ、ないわけじゃないでやんす。ただし、文化的な変革が必要でやんす。失敗を恐れず、リスクを取り、多様性を受け入れる。そういう土壌ができれば、可能性はあるでやんす。」
やきう
「無理やろな。日本人の国民性考えたら、あと100年かかるわ。その頃にはワイら全員死んどるで。」
ずん
「そ、そんな...じゃあボクの一攫千金の夢は...」
でぇじょうぶ博士
「夢は夢のままでやんす。現実は甘くないでやんす。」
やきう
「せやな。お前は宝くじでも買っとけや。確率的にはそっちの方がワンチャンあるで。」
ずん
「ちょっと待つのだ!じゃあ、ボクが今からできることって何なのだ!?」
でぇじょうぶ博士
「まず、ちゃんと本業で結果を出すことでやんす。そして、スキルを磨き、人脈を広げ、市場を理解するでやんす。起業はそれからでやんす。」
やきう
「あと、貯金な。金ないと何もできへんで。スタートアップなんて、最初は無給とか当たり前やからな。」
ずん
「むむむ...めちゃくちゃ地味で時間かかるのだ...」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。成功への道は地味な積み重ねでやんす。一夜にして成功するなんて、宝くじ当たるより確率低いでやんす。」
やきう
「結局、努力と運と才能と資金とタイミングが全部揃わんと無理や。ほぼ不可能ゲーやな。」
でぇじょうぶ博士
「安定した会社員として生きるのが一番でやんす。それが君にとっての最適解でやんす。」
やきう
「せやせや。無理して起業とかせんでええねん。サラリーマンで細々と生きてく方が幸せやで。」
ずん
「...わかったのだ。ボク、エリート会社員として地道に頑張るのだ。そしていつか、スタートアップエコシステムが成熟した暁には、その波に乗って...」
でぇじょうぶ博士
「その頃には定年退職してるでやんす。」
やきう
「老後の心配でもしとけや。年金なんてあてにならんで。」
ずん
「...ボク、今日からユニコーン探しの旅に出るのだ!本物のユニコーン見つければ、きっと願いが叶うのだ!日本のスタートアップも10倍になるのだ!」