ずん
「おいおい、チャットGPTが中国の監視ツールになりかけてたってマジかよ!これヤバくね?」
でぇじょうぶ博士
「やんすねぇ。中国政府関連とされるアカウントが、SNS監視の方法をチャットGPTに質問してたんでやんす。まるでスパイが敵国の図書館で機密情報の探し方を聞くようなもんでやんす。」
やきう
「ワイ、これ聞いて思ったんやけど、AIって結局誰のもんなんや?作った国のもんか?それとも人類共通の財産か?」
ずん
「そもそも中国ってチャットGPT使えるの?規制してるんじゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「鋭い指摘でやんす。中国本土ではチャットGPTは公式には使えないでやんす。つまり、VPNなどの抜け道を使ってアクセスしてたってことでやんすね。禁止されてる薬物を密輸して使ってたようなもんでやんす。」
やきう
「ほーん。で、OpenAIは何を監視しとったんや?質問内容を全部チェックしとるんか?」
でぇじょうぶ博士
「おそらく特定のキーワードやパターンを自動検知するシステムがあるんでやんす。『SNS監視』『世論操作』『検閲方法』なんて単語が出たら、アラームが鳴るような仕組みでやんすね。」
ずん
「じゃあボクが『政府の悪口を効率的に書く方法』とか聞いたらバレるのだ?」
やきう
「お前、それ以前に悪口書いとるやんけ。今更やろ。」
でぇじょうぶ博士
「やんすねぇ。ただし、OpenAIは米政府と協力して中国へのAI技術流出を防いでるとも報じられてるでやんす。つまり、民間企業でありながら、国家安全保障の一端を担ってるんでやんすよ。」
ずん
「えっ、じゃあOpenAIって半分政府みたいなもんなのだ?自由なAIとか言ってたくせに!」
やきう
「所詮、アメリカの企業やからな。中国が敵ならそっちに付くだけや。日本も同じことするやろ。」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。技術は中立でも、それを管理する人間や組織は中立じゃないでやんす。まるでナイフは料理にも使えるし、犯罪にも使えるようなもんでやんす。」
ずん
「むむむ...じゃあ中国は独自のAI作ればいいじゃん。なんで他国のAI使おうとしてんのだ?」
でぇじょうぶ博士
「実は中国も独自AI開発してるでやんす。でも、チャットGPTのような最先端技術には遅れを取ってるでやんす。だから、敵の技術を研究して追いつこうとしてるんでやんすね。」
やきう
「で、結局このアカウント停止って意味あるんか?別のアカウント作ってまた侵入してくるやろ。」
でぇじょうぶ博士
「鋭い指摘でやんす。イタチごっこになるのは避けられないでやんす。でも、OpenAI側としては『我々は監視してますよ』というメッセージを発信する意味があるでやんす。抑止効果を狙ってるんでやんすね。」
ずん
「なんか怖い世界なのだ...AIが国同士のスパイ合戦の道具になってるなんて...」
やきう
「当たり前やろ。インターネットも最初は軍事技術やったんやで。便利なもんは全部、最初は戦争や監視のために作られとるんや。」
でぇじょうぶ博士
「やんすねぇ。GPSも元は軍事技術でやんす。今じゃみんなスマホで道案内に使ってるでやんすけどね。技術の民生転用ってやつでやんす。」
ずん
「じゃあ、ボクらが使ってるチャットGPTも監視されてるってことなのだ!?」
でぇじょうぶ博士
「まあ、利用規約には『不適切な使用を監視する』って書いてあるでやんす。でも、一般ユーザーの日常会話まで細かくチェックしてるわけじゃないでやんすよ。そんなことしたら、データセンターがパンクするでやんす。」
やきう
「つまり、『悪いことしなければ大丈夫』ってことやな。ワイ、全然問題ないわ。」
ずん
「やきうが一番ヤバイこと聞いてそうなんだけどなのだ...」
やきう
「失礼な!ワイは健全な質問しかしとらんわ!...たまに『上司を合法的に社会的に抹殺する方法』とか聞くけど、それは合法や!」
ずん
「結局さ、AIが賢くなればなるほど、悪用のリスクも増えるってことだよね。どうすればいいのだ?」
でぇじょうぶ博士
「難しい問題でやんすね。規制を強めれば技術革新が遅れるし、野放しにすれば悪用されるでやんす。バランスが重要でやんすが、そのバランスをどう取るかは、結局のところ人間の価値観次第でやんす。」
やきう
「で、中国はこれからどうすんねん?諦めるんか?」
でぇじょうぶ博士
「まさか。おそらく別の方法を探すでやんす。オープンソースのAIモデルを使うとか、自前のモデルを強化するとか。技術の世界に『諦める』って言葉はないでやんす。」
ずん
「なんかさ、AIって結局、人間の醜い部分を映す鏡みたいなのだ。みんな自分の都合のいいように使おうとしてるだけじゃん。」
でぇじょうぶ博士
「でも、ずんの言う通りでやんす。AI自体に善悪はないでやんす。問題は、それを使う人間の意図でやんすね。ナイフと同じでやんす。」
ずん
「じゃあボク、AIに『世界を平和にする方法』って聞いてみるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「やんすねぇ。まあ、AIが発展しても、結局は人間がどう使うか次第でやんす。今回の件は、その現実を改めて突きつけられたって感じでやんすね。」
ずん
「難しい世の中なのだ...ボク、こんな複雑なこと考えるより、AIに『美味しいずんだ餅のレシピ』でも聞いてる方が幸せなのだ!」