ずん

「腰から下は獣」って、なんか中二病っぽいのだ。でもこれ、笑えない話なのだ。博士、どういう事件なのだ？

でぇじょうぶ博士

これは戦後間もない日本で起きた連続強姦殺人事件でやんす。犯人の小平義雄は7人もの女性を襲い、そのうち何人かを殺害した極悪非道な犯罪者でやんす。

やきう

いやいや、「腰から下が獣」とか言っとるけど、そいつ頭から上も完全に獣やろ。むしろ全身が犯罪そのものやんけ。

ずん

確かに…でも「戦争中よりひどいことをした奴はいない」って自己弁護してるのが謎なのだ。

でぇじょうぶ博士

それは彼が自分の行為を正当化しようとしているだけでやんす。戦争という混乱期において、人々の倫理観が崩壊していたことを利用して、自分の罪を軽く見せようとしたのでしょうね。

やきう

いや、それただの屁理屈やろ。「他にも悪い奴おるからワイセーフ！」みたいな論法、小学生でも通らへんわ。

ずん

でもさ、こんなヤバイ奴が裁判では「神妙な顔」で座ってたっていう描写がまた怖いのだ…。

でぇじょうぶ博士

そうでやんすね。彼は表面上は普通に振る舞えるタイプだったようで、それが余計に恐ろしいところでやんす。被害者たちも彼の外見に騙されてしまった可能性があります。

やきう

つまり、「優しい口調と身なり」で信用させて近づくとか、詐欺師みたいな手口使っとったわけか。ほんまクズオブクズやな。

ずん

じゃあボクも気をつけないとダメなのだ…。優しい口調には裏があるってことなのだ！

でぇじょうぶ博士

まあ、そうとも限らないでやんすよ。ただ、この事件から学べることは、人間を見る目を養う必要性でしょうね。それと同時に社会全体として防犯意識を高めることも重要です。

ずん

「腰から下は獣」ならボクは「頭から上だけ天才」になりたいのだ！