ずん

「康芳夫さんって誰なのだ？アリvs猪木とか、なんかすごそうだけど…」

でぇじょうぶ博士

「康芳夫氏は、言わばエンタメ界の錬金術師でやんす。奇想天外な企画を次々と生み出し、人々を驚かせた伝説のプロデューサーでやんすよ。」

やきう

「ほーん、ただの目立ちたがり屋ちゃうんか？『虚業家』とか自称してる時点で胡散臭いやろ。」

でぇじょうぶ博士

「それが違うでやんす！彼は『退屈しのぎ』と言いながらも、アリvs猪木という異種格闘技戦を実現させたり、『家畜人ヤプー』という問題作を世に送り出したりと、常識を覆す挑戦者だったでやんす。」

ずん

「でも、それって結局お金儲けが目的だったのではないのだ？」

でぇじょうぶ博士

「むしろ逆でやんす。彼は利益よりも“面白さ”を追求した稀有な存在だったでやんす。オリバー君なんて、人間とチンパンジーの中間種という触れ込みまでつけて話題性を爆発させたでやんすよ！」

やきう

「いや、それ詐欺まがいやろ。ワイならそんな話信じへんな。」

ずん

「確かに怪しいけど…でも、その手法が成功してるならスゴい気もするのだ。」

でぇじょうぶ博士

「そういうことでやんす！彼は“嘘”ではなく、“夢”を売った男とも言える存在だったのでやんす。晩年には俳優としても活躍し、多才さも見せつけた人物だったのでやんすよ。」

ずん

「なるほど…。じゃあボクも何か奇想天外なことしてみようかな！例えば…ずっと寝てるだけの仕事とか！」

やきう

「お前、それただのニート宣言ちゃうか？草生えるわ。」

ずん

「えっ！？じゃあボク、康芳夫さんみたいに“虚業家”目指してみるのだ！」