ずん

「えーっと、氷河期世代ってなんなのだ？冷凍庫で育った人たちのこと？」

でぇじょうぶ博士

「違うでやんす！就職氷河期世代とは、1993年から2004年に卒業した人たちを指すでやんす。この時期はバブル崩壊後の不景気で、新卒採用が極端に減り、多くの若者が正規雇用につけなかった悲劇の世代でやんす。」

やきう

「いやいや、そんなもん自己責任やろ。ワイらみたいに引きこもる才能があれば、そもそも就職なんてせんでも生き延びれるわ。」

ずん

「それはただのニート理論なのだ…。でも、低年収だから年金も少ないって話、本当にどうしようもないのか？」

でぇじょうぶ博士

「むむむ、それが問題でやんす。低年収→低年金→老後貧困という負のスパイラルが形成されているでやんす。しかも、この世代は親への経済依存率が高いので、親が高齢化すると生活基盤そのものが崩れる危険性があるでやんす。」

やきう

「ほーん。でもさぁ、『セーフティネット』とか言うけど、それ税金から出るわけやろ？結局ワイらみたいな納税してへん奴には関係ない話ちゃう？」

ずん

「お前…堂々と脱税自慢するなよ…。でも博士、そのセーフティネットって具体的には何をするのだ？」

でぇじょうぶ博士

「例えば再教育プログラムを充実させたり、中高年向けの雇用支援策を強化することでやんす。また、最低限度の生活保障としてベーシックインカム導入を検討する声もあるでやんすね。ただし財源確保という壁は厚いでやんす…。」

ずん

「ふむふむ。でも、それって今さら感ない？50代になったら新しい仕事覚える気力とか残ってるかなぁ…」

やきう

「ほんまそれ。50過ぎて新しいこと始めるくらいなら、一生寝てたいわ。」

ずん

「お前は寝てても社会に迷惑かけそうだけどな…。じゃあもう全員宝くじ当たるしかなくね？これぞ究極のセーフティネット！」