ずん

「幸福な人生には、幸福な死を」って、なんか深いのだ。でもこれ、本当にみんなが納得できる話なのかな？

でぇじょうぶ博士

安楽死法案は複雑でやんすね。患者の尊厳と苦痛軽減を重視する一方で、高齢者や障害者への社会的圧力が懸念されるでやんす。

やきう

いやいや、「尊厳」って言葉だけ聞くとカッコええけど、実際は「お前もう役立たずやから消えてええで」って空気作る可能性あるやろ。

ずん

でもさ、余命6か月未満とか条件ついてるなら、そんな簡単に選べないんじゃないの？

でぇじょうぶ博士

そうとも限らないでやんす。医師2人と裁判官の承認が必要とはいえ、その基準が曖昧になれば悪用されるリスクもあるでやんす。

やきう

ほら見ろ。結局、人間なんてズル賢い生き物なんや。誰かが「家族の負担減らしたい」とか言い出して無理強いする未来しか見えへんわ。

ずん

むぅ…でも本人が本当に望むなら、それを止める権利もない気がするのだ。

でぇじょうぶ博士

その通りでやんす。ただし、「望む」という意思が本当に自由意志なのか、それとも周囲からの暗黙のプレッシャーによるものなのかを見極める必要があるでやんす。

やきう

「幸福な死」とか言うけど、そもそも死ぬことに幸福求めてどうすんねん。生きてこその幸せちゃうんか？

ずん

それはそうだけど…でも、生きてても苦しいだけならどうする？ボクだったらゲームオーバー選びたくなる時あるぞ！

でぇじょうぶ博士

だからこそ、この議論は慎重に進めなければならないのでやんす。一歩間違えば、人間関係も社会構造も崩壊しかねない大問題になるでやんすよ。

ずん

…つまり、この法案は「人生というゲーム」のエンディング選択画面みたいなものなのだ！ただしバグったセーブデータには注意ってことだね！