ずん

「日本の化粧品大手が中国市場で苦戦してるらしいのだ。これ、なんかヤバい感じなのだ？」

でぇじょうぶ博士

「そうでやんすねぇ。中国市場は一時期、日本企業にとって金鉱だったでやんす。でも今は、不動産市況の悪化や現地メーカーの台頭で、まるで砂漠に水を撒くような状況になってるでやんす。」

やきう

「いやいや、そもそも中国市場に頼りすぎた日本企業がアホなんちゃう？リスク分散くらい考えろや。」

ずん

「でも、中国って人口多いし、お金持ちも増えてるイメージだったのだ。どうしてこうなったのだ？」

でぇじょうぶ博士

「それが甘かったでやんすよ。現地メーカーは価格競争力が高い上に、中国人消費者のニーズを的確に捉えているでやんす。一方、日本企業はブランド力だけに頼り過ぎた感があるでやんすね。」

やきう

「結局、『日本製』って看板だけじゃ通用せえへん時代になったっちゅーことやろ。ワイなら『メイド・イン・ジャパン』より『メイド・イン・コスパ』選ぶわ。」

ずん

「なるほど...じゃあ、日本企業はどうするべきなのだ？」

でぇじょうぶ博士

「新たな市場としてグローバル・サウスへの進出を目指しているみたいでやんすよ。東南アジア、中南米、アフリカなど、新興国市場にはまだ成長余地があると見ているようでやんす。」

やきう

「でもなぁ、それも簡単ちゃうぞ？新興国行ったら行ったで、現地メーカーとのガチンコ勝負になるし、物流とかインフラ問題も山積みなんちゃうか？」

ずん

「ふむふむ...つまり、中国ではダメだったけど、新興国ならワンチャンあるかもしれないってことなのだ？」

でぇじょうぶ博士

「その通り！ただし、新興国でも同じ失敗を繰り返さないためには、現地文化への理解と柔軟な戦略が必要不可欠でやんす！」

ずん

「ボク思ったけど、日本企業も化粧品じゃなくて“ずっと美味しいプリン”とか作ればいいと思うのだ！絶対売れる気しかしないのだ！」