ずん

なんか「一つ嫌なことがあると全部嫌になる」って話、これ大人にも当てはまるのだ。僕もよくそうなるのだ。

でぇじょうぶ博士

それは興味深いでやんすねぇ。おいらの研究によると、それは感情の連鎖反応でやんす。特に子供の場合、感情を整理する言葉が足りないから、全体がネガティブに染まりやすいでやんす。

やきう

言葉が足りないとか関係あらへんわ。ただ単にメンタル弱いだけちゃうんか？ワイなんて嫌なことあってもプロ野球中継見たら即回復やぞ。

ずん

いやいや、そんな単純じゃないのだ！博士、どうして子供はこんな風になっちゃうの？

でぇじょうぶ博士

子供にはまだ「良いことセンサー」が未発達だからでやんす。小さな幸せを見つける訓練が必要なんでやんすよ。「今日は何も良いことがない」と言われたら、「水道から水が出たじゃないか！」と教えるべきでやんす。

やきう

水道から水…？そりゃただの日常やろ。それ喜ぶならワイ毎日祝日みたいな人生送っとるわ！

ずん

やきう、それただの引きこもり生活なのだ…。でも博士、その「良いこと探し」って本当に効果あるの？

でぇじょうぶ博士

実際に研究でも証明されているでやんす！幸福感を感じる人ほど、小さなポジティブ要素を拾う能力が高いという結果が出ているでやんす。だから寝る前に「今日あった良かったこと」を5つ挙げる習慣がおすすめでやんす。

ずん

えー、5つも思いつかない時どうするのだ？

でぇじょうぶ博士

「電気が使えた」「生きていた」など基本的なインフラに目を向ければいいのでやんす。それだけでも十分ありがたいことでやんすよ。

やきう

生きてたらOKとかハードル低過ぎィ！ワイなら「推しキャラ新衣装実装」とか具体的な喜び探した方がええと思うけどな。

ずん

推しキャラ…それ確かにテンション上がる。でも僕の場合、「今日ネット代払えて良かった」とか地味なのしか浮かばないのだ…。

でぇじょうぶ博士

地味でもいいので続けることが大事なんでやんす！積み重ねれば心の筋トレになるように、ポジティブ思考も鍛えられるのでやんすよ！

ずん

よし決めた！今日から僕、「Wi-Fi繋がっただけでも幸せ」って思える男になるのだ！