ずん

「オリンピック選手って休みたいって言えないのかと思ってたのだ！」

でぇじょうぶ博士

「そうでやんすね。特に三宅選手の場合は、父親がコーチという特殊な環境でやんす。親子関係と師弟関係が混ざり合って、より複雑な状況だったでやんす」

やきう

「ワイも親父に将来を決められそうになったけど、ニートになって成功したで」

でぇじょうぶ博士

「それは成功とは言わないでやんす。三宅選手は21年間も200kgものバーベルを持ち上げ続けたでやんす。やきう君の持ち上げてるのはスマホだけでやんす」

ずん

「でも親が指導者って大変そうなのだ。家でも練習の話をされそうなのだ」

やきう

「せやな。飯時に『その箸の持ち方が悪い』とか言われそうや」

でぇじょうぶ博士

「実際、三宅選手は反発して沖縄に家出したこともあるでやんす。でも、それを乗り越えて五輪メダリストになったでやんす」

やきう

「ワイも沖縄行きたいわ。でも交通費がない」

ずん

「ボクも200kgのバーベル持ち上げてみたいのだ！」

でぇじょうぶ博士

「ずん君、まずはそのずんだ餅から持ち上げるところから始めるでやんす」

ずん

「えー、じゃあボクも沖縄に家出するのだ！...あ、でも交通費ないのだ」