ずん

「水難事故が多発してるのだ！みんな何で次々に溺れちゃうのだ？」

でぇじょうぶ博士

「これは深刻な問題でやんす。河川構造物の下流は、まるでブラックホールのように人を飲み込むでやんす。水深が急に変わり、さらに崩れ砂という厄介な現象も重なるでやんす。」

やきう

「ワイも昔、川で溺れかけたことあるわ。ただの川遊びやと思ってたのに、急に足つかんくなって焦ったんや。」

でぇじょうぶ博士

「そうでやんす。特に危険なのが『後追い沈水』という現象でやんす。人が溺れているのを見て助けに行こうとして、自分も溺れてしまうでやんす。」

ずん

「えっ！じゃあ助けに行っちゃダメなのだ？」

でぇじょうぶ博士

「素人の救助は禁物でやんす。まずは119番！そして『ういてまて』が重要でやんす。浮いて救助を待つことが生存率を上げるでやんす。」

やきう

「でも実際溺れてる人見たら、普通助けに行くやろ。そこまで冷静になれへんわ。」

でぇじょうぶ博士

「その気持ちはわかるでやんすが、それが2次被害を生むでやんす。消防や警察は特殊な訓練を受けているでやんす。」

ずん

「なるほど...じゃあボク、川遊び禁止にするのだ！...って、そういえば泳げないのだ！」