ずん

「えー、FRBがまた利下げしたのだ！これって僕たちに何か関係あるのかな？」

でぇじょうぶ博士

「おいらに任せるでやんす。利下げは、経済を活性化させるための金融政策でやんすよ。金利が下がれば、借金しやすくなるから企業も個人もお金を使いやすくなるでやんす。」

やきう

「ほーん。でも結局、ワイらみたいな庶民には恩恵なんて回ってこんやろ？銀行の預金金利なんてスズメの涙以下やぞ。」

でぇじょうぶ博士

「確かに預金者には厳しい状況でやんすね。ただ、その分株式市場とか不動産投資には追い風になる可能性があるでやんすよ。」

ずん

「じゃあ、お金持ちはもっとお金持ちになっちゃうってことなのだ？」

やきう

「そういうこっちゃ。ワイらはインフレと物価上昇に耐えるだけの存在なんや。ガソリン代とか食品価格とか、全部上がっとるしな！」

でぇじょうぶ博士

「でも、それだけじゃないでやんすよ。例えば住宅ローンを抱えている人にはメリットがある場合もあるでやんす。低金利なら返済負担が軽くなることもあるからね。」

ずん

「むむむ…でもボク、家どころか貯金もないから関係ない気がするのだ…」

やきう

「草。それどころか、お前まず仕事探せよな。」

ずん

「いやいや！ボクは未来型エリートなのだ！それよりダウ平均1100ドル超安ってヤバくない？アメリカ経済崩壊しちゃうのでは？」

でぇじょうぶ博士

「それは一時的な反応とも言えるでやんす。市場は常に期待と恐怖の間を揺れ動いているものだからね。ただ、このままインフレ対策が後手に回ると、本当に危険な状況になる可能性も否定できないでやんす。」

ずん

「つまり…世界経済、大ピンチってことなのだ？」

やきう

「大ピンチっつーか、お前の日常生活自体が既にピンチなんちゃう？」

ずん

「ぐぬぬ…まあいいのだ！どうせボクには借りるお金も貸してくれる銀行もないからノーダメージなのだ！」