ずん

「多頭飼育崩壊って、なんか聞くだけでカオスなのだ。博士、これどういう状況なのだ？」

でぇじょうぶ博士

「ふむ、多頭飼育崩壊とは、ペットが増えすぎて管理不能になる地獄絵図でやんす。悪臭、騒音、ごみの山…まるで動物版のゾンビアポカリプスでやんす。」

やきう

「ゾンビ言うなや。でも実際、そんな状態になったら近所迷惑どころか災害レベルやろ。オーナーも泣き寝入りするしかないとか草生えるわ。」

ずん

「でもさぁ、それって最初からペット禁止にしておけばいい話じゃないのだ？」

でぇじょうぶ博士

「それが簡単ではないでやんす。契約時には普通に飼える数だったりするし、途中から増殖するケースもあるでやんすよ。気づいたときには手遅れというパターンが多いでやんす。」

やきう

「つまり、『気づいたら家が犬猫ランド』ってことか？いやもうそれホラー映画のタイトルに使えそうやな。」

ずん

「じゃあ、その崩壊した家ってどうなるのだ？掃除してまた貸せばいいだけじゃないの？」

でぇじょうぶ博士

「甘い！甘すぎる！部屋中に染みついた臭いや害虫問題は一筋縄ではいかないでやんす。それこそリフォーム代だけでも大赤字になることもザラなんでやんすよ。」

やきう

「しかも訴訟沙汰になるケースまであるとか聞くけどな。オーナー側からしたら『ワイ何したっけ？』状態ちゃうか。」

ずん

「むぅ…じゃあ解決策はないのだ？ボクなら全部ロボットに任せたいのだ！」

でぇじょうぶ博士

「ロボットよりまずは法整備と地域支援が必要でやんすね。自治体と連携して早期発見・対応を強化するべきなんでやんすよ。」

やきう

「まあでも結局、人間側が無責任だからこうなるわけよな。ペット飼う資格試験とか作った方がええと思うわ。」

ずん

「資格試験！？それ受けたら合格証明書に『あなたは犬猫ランドを経営できません』って書いてあるのかな？」