ずん

「犬が病院に行きたがらないのは、絶対に注射が怖いからなのだ！」

でぇじょうぶ博士

「そうでもないでやんす。犬の場合、見知らぬ環境や匂いに敏感でやんす。病院特有の消毒臭や、他の動物のフェロモンに反応してるでやんす。」

やきう

「ワイの犬なんか、病院の看板見ただけで震えとるで。看板に trauma 刻まれとるんか？」

でぇじょうぶ博士

「その通りでやんす！犬は視覚的な記憶と場所の記憶を強く結びつけるでやんす。まさに病院PTSDでやんすね。」

ずん

「じゃあ目隠しして連れて行けばいいのだ！」

やきう

「アホか！そんなん余計怖がるやろ！」

でぇじょうぶ博士

「実は犬の病院嫌いには進化的な理由もあるでやんす。弱った状態を他者に見せたくない本能が働いているでやんす。」

やきう

「せやな。ワイも具合悪いときは一人になりたいもんや。」

ずん

「でも抱っこされて病院行くのって、なんかお姫様気分じゃないのだ？」

やきう

「お前それ、注射器持った魔女に連れてかれる童話やんけ！」

でぇじょうぶ博士

「ずん君、犬の気持ちを考えるでやんす。抱っこは最後の手段でやんす。」

ずん

「なるほど！じゃあボクも具合が悪くなったら、誰かに抱っこしてもらって病院に行くのだ！」