ずん
「ボタン1個追加するのに14ヶ月って、開発チームは昼寝でもしてたのだ?」
でぇじょうぶ博士
「それが全然違うでやんす!物理店舗のDXは、まるで生きた恐竜の脳みそに電子チップを埋め込むような作業でやんす。」
やきう
「は?ボタンポチーで終わりやろ。ワイでもできるわ。」
でぇじょうぶ博士
「甘いでやんす!カラオケの空室情報は各店舗のPCにしかなくて、インターネットから見えないでやんす。オフラインとオンラインが物理的に断絶してる状態でやんすよ。」
ずん
「じゃあ全部クラウドに変えればいいじゃん。簡単なのだ。」
やきう
「数百店舗を一斉リプレイス?お前アホか。その間店舗止まるやんけ。」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。だから既存POSに手を入れず、空室情報だけクラウドに吸い上げる方式を取ったでやんす。ただしネットワークは不安定、電話予約と競合するでやんす。」
ずん
「むむむ...ダブルブッキングとか起きそうなのだ。」
でぇじょうぶ博士
「実際起きたでやんす。部屋確保時にPOSと連携してロックをかける仕組みを作って、地味に潰していったでやんすよ。」
やきう
「で、料金はどうすんねん。『店で確認してや』で逃げたんやろ?」
でぇじょうぶ博士
「それじゃユーザー体験が最悪でやんす。カラオケ料金は会員種別・曜日・時間帯・コース・人数・店舗ルールが複雑に絡むでやんす。POSの計算ロジックをクラウドで再構築したでやんす。」
ずん
「うげぇ...条件の組み合わせ検証とか地獄じゃん。」
やきう
「この店舗のこの曜日のこの時間のこの会員で金額合わへん、とか1件ずつ潰すとか発狂するわ。」
でぇじょうぶ博士
「まさにその通りでやんす。でも概算料金表示で予約完了率が上がったでやんすよ。」
ずん
「予約できてもチェックインがめんどくさかったら意味ないのだ。」
でぇじょうぶ博士
「セルフチェックイン端末と予約データを連携させて、予約ID読み取りで完了する仕組みを作ったでやんす。早く来た人や遅刻した人の扱いも細かく詰めたでやんすよ。」
やきう
「システムが動いても現場が回らんかったら終わりやん。」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす!先行テスト4ヶ月は、コードじゃ解決できない運用フローの設計に時間を使ったでやんす。予約通知時のスタッフの動き、部屋清掃、ピーク時の受付対応...」
でぇじょうぶ博士
「物理店舗のDXは、アプリの裏でPC・ネットワーク・人間の動きが全部連動してるでやんす。まるでオーケストラの指揮者が楽器の調律から演奏者の靴紐まで気にするようなもんでやんす。」
でぇじょうぶ博士
「予約者の3人に1人がアプリ経由、一度使ったら96%が継続利用、電話予約よりキャンセル率6pt低いでやんす。大成功でやんすよ。」
ずん
「すごいじゃん!じゃあボクもアプリ開発で一攫千金なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「Point of Saleでやんす...まあずんには向いてないでやんすね。」
ずん
「じゃあボクは『イマカラ予約』じゃなくて『イマカラ寝る』機能を開発するのだ!一瞬で実装完了なのだ!」