ずん
「週刊誌とSNSを敵に回すって、これ自殺行為じゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「むしろ、敵のど真ん中に飛び込んで爆弾落とす戦法でやんす。週刊文春で週刊誌批判を連載するなんて、まるで吉野家で『牛丼まずい』と叫ぶようなもんでやんすよ。」
やきう
「ワイ、この作家好きやわ。ガチのサイコパスやん。依頼が来る前から勝手に準備してたとか、ストーカーの素質あるで。」
ずん
「でも博士、SNSで情報発信してるのに『情報』に興味ないって、どういうことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「簡単でやんす。みんな喋りたいだけで、聞く気はないんでやんすよ。まるで居酒屋の酔っ払いが『俺の話を聞け!』と叫んでるようなもんでやんす。情報の質なんて二の次でやんすね。」
やきう
「せやな。ワイもTwitterで毎日クソリプ飛ばしてるけど、誰も内容見てへんもん。むしろ見られたら困るわ。」
ずん
「それって、ボクたちみんな『マスゴミ』予備軍ってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。スマホ持った瞬間から、全員が週刊誌の記者でやんすよ。違いは、プロは『訴えられるライン』を知ってるけど、素人は知らないってことだけでやんす。」
やきう
「ほんまそれ。ワイの知り合い、SNSで誹謗中傷して開示請求されて震えてたで。『匿名やから大丈夫』思ってたらしいわ。アホやろ。」
ずん
「じゃあ、この小説の主人公みたいに『宣戦布告』したら、逆に訴えられないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「堂々と名乗って殴りかかれば、少なくとも卑怯者ではないでやんすね。ただし、殴り返されるリスクも背負うでやんす。まるで決闘を申し込むようなもんでやんすよ。」
やきう
「それでも週刊文春で連載したんやから、編集部もよう許したな。自分らが撃たれるかもしれへんのに。」
でぇじょうぶ博士
「むしろ、炎上商法でやんすよ。批判されても売れればいいという、まさに資本主義の権化でやんす。倫理より金、正義より部数でやんす。」
ずん
「なんか、誰も信用できなくなってきたのだ...」
やきう
「今さらかよ。世の中なんて最初から信用ゼロで回っとるわ。お前、何歳やねん。」
でぇじょうぶ博士
「でも、だからこそこの小説は価値があるでやんす。誰もが加害者になりうる時代に、『おまえらのやってることは暴力だ』と正面から殴りかかった作品でやんすからね。」
ずん
「でも博士、結局みんなSNSやめないでしょ?ボクもやめる気ないのだ。」
でぇじょうぶ博士
「当然でやんす。タバコが体に悪いとわかっててもやめられないのと同じでやんす。SNSは現代の麻薬でやんすよ。『いいね』という報酬が脳を刺激するでやんすからね。」
やきう
「ワイなんて、朝起きて真っ先にスマホ見るもんな。彼女より先にTwitterチェックや。まあ、彼女おらんけど。」
ずん
「やきう、それ自虐風自慢にすらなってないのだ...」
でぇじょうぶ博士
「まあ、この小説が教えてくれるのは、『踊らされてる』ことに気づけってことでやんす。週刊誌もSNSも、みんなを踊らせて金儲けしてるでやんすからね。」
ずん
「じゃあ、ボクたちは踊りを止めればいいのだ?」
やきう
「無理やろ。音楽止まったら死ぬタイプの生き物やで、現代人は。」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。だから、せめて『自分は今踊らされてる』って自覚しながら踊るしかないでやんすよ。それが最低限の自衛でやんす。」
ずん
「なるほどなのだ...でも博士、週刊誌って本当に悪なのだ?芸能人のスキャンダルとか、知りたい人もいるんじゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「悪とは言い切れないでやんす。権力を監視する役割もあるでやんすからね。ただし、それがエンタメ化して、他人の不幸をおかずにメシ食ってる現状は異常でやんす。」
やきう
「せやけど、みんな見たいから売れるんやろ?需要と供給や。文句言うなら買うなって話やで。」
ずん
「でも、ボクはぜんぶネットで無料で読んでるのだ!」
やきう
「それ一番最悪なパターンやんけ。金も払わんと批判だけするとか、クソの中のクソやぞ。」
ずん
「えっ...ボク、そんなにダメなのだ...?でも、みんなやってることなのだ!」