ずん

「石炭灰からレアアースが見つかったって話、これってつまりゴミが宝物になったってことなのだ？」

でぇじょうぶ博士

「その通りでやんす！石炭灰はこれまで環境汚染の厄介者扱いだったけど、実はクリーンエネルギー技術に欠かせない希土類元素の宝庫だったでやんす。」

やきう

「いやいや、そんな都合よくいくわけないやろ。どうせまた採掘コストとか環境問題とかで詰むパターンや。」

でぇじょうぶ博士

「確かに抽出には課題があるでやんす。でも、新たな採掘を減らせる可能性があるだけでも大きな進展でやんすよ。特に中国依存を減らせる点も重要でやんす。」

ずん

「えっ、中国依存？それってなんかヤバそうなのだ。」

でぇじょうぶ博士

「現在、世界のレアアース供給の約70％以上が中国から来ている状況でやんす。もし供給が止まれば、電気自動車も風力発電もストップする危険性があるでやんすよ！」

やきう

「ほーん、それなら米国も自前の資源くらい活用せえっちゅう話やな。でも結局、政治家と企業が儲けるだけちゃう？」

ずん

「じゃあボクたちは何も得しないってことなのだ？」

でぇじょうぶ博士

「いやいや、それは違うでやんす！もしこの技術が普及したら、再生可能エネルギー製品の価格低下につながる可能性もあるでやんす。それに環境負荷を減らせれば地球全体にメリットがある話なんでやんすよ！」

ずん

「なるほど...でもさ、石炭灰からレアアース取り出してる間に誰か間違えて灰ごと吸っちゃったりしないのだ？」

やきう

「お前は掃除機か。」