ずん
「おーい!ニデックって会社が1607億円も吹っ飛ばしたらしいのだ!これやばくね?」
でぇじょうぶ博士
「やばいでやんすねぇ。1607億円というのは、東京ドーム約32個分の建設費に相当するでやんす。それが会計の魔法で消えたんでやんすよ。」
かっぱ
「永守氏ってのが一番悪いんやろ?創業者やのに自分の会社をめちゃくちゃにしよって。」
でぇじょうぶ博士
「まさにそうでやんす。永守重信氏は『経営の神様』とまで呼ばれた人物でやんすが、今回は『粉飾の悪魔』になってしまったでやんすね。」
ずん
「でも、なんでそんなことしたのだ?お金に困ってたわけでもないんでしょ?」
やきう
「見栄やろ。株価維持したかったんちゃうか。投資家騙して株価吊り上げとったんやで。詐欺師と変わらんわ。」
かっぱ
「モーター大手やのに、モラルは小型化しとったんやな。」
でぇじょうぶ博士
「うまいこと言うでやんすね。でも笑えないでやんす。この1607億円の損失は、株主や従業員、取引先にも影響が及ぶでやんすからね。」
でぇじょうぶ博士
「それはこれからでやんすね。第三者委員会の報告書では責任が明確にされたでやんすが、刑事責任を問えるかどうかは別問題でやんす。日本の司法は、こういう経済犯罪に甘いでやんすからね。」
やきう
「どうせ執行猶予やろ。金持ちはええなぁ。ワイらが万引きしたら即実刑やのに。」
ずん
「でもさ、1607億円ってどうやって埋め合わせするのだ?会社潰れちゃうんじゃないの?」
でぇじょうぶ博士
「ニデックは世界シェアトップクラスのモーター技術を持ってるでやんすから、すぐに潰れることはないでやんす。ただし、信用は地に落ちたでやんすね。まるで高級ブランドが偽物を売ってたようなもんでやんす。」
やきう
「株主総会が地獄絵図やろなぁ。おいら見に行きたいわ。」
ずん
「じゃあ、ニデックの社員さんたちはどうなるのだ?クビになっちゃうの?」
でぇじょうぶ博士
「すぐにクビということはないでやんすが、ボーナスカットや給与削減は避けられないでやんすね。真面目に働いてた社員が、経営陣の不正の尻拭いをさせられるわけでやんす。」
やきう
「典型的な『トカゲの尻尾切り』やんけ。上は責任取らんで、下だけが苦しむパターンや。」
ずん
「でもさ、1607億円も間違えるって、どんな会計してたのだ?電卓壊れてたの?」
でぇじょうぶ博士
「電卓のせいにするのは無理があるでやんす。これは組織ぐるみの粉飾決算でやんすよ。売上を水増ししたり、費用を過少に計上したり、まるでダイエット詐欺のビフォーアフター写真みたいなもんでやんす。」
やきう
「つまり、めちゃくちゃフォトショで加工しとったってことやな。」
ずん
「なんか、大企業って怖いのだ。ボクは中小企業で働いた方が安全なのだ?」
でぇじょうぶ博士
「それは早計でやんす。中小企業の方が粉飾してるところは多いでやんすよ。ただし、金額が小さいから話題にならないだけでやんす。」
やきう
「結局、どこ行っても同じってことやんけ。もう働かん方がマシやな。」
ずん
「じゃあ、ニデックはこれからどうなるのだ?倒産しちゃうの?」
でぇじょうぶ博士
「すぐには倒産しないでやんすが、信用回復には相当な時間がかかるでやんす。決算訂正後の株価暴落は避けられないでやんすし、取引先も離れていく可能性があるでやんす。」
やきう
「空売りのチャンスやんけ!ワイ、株買うわ!」
ずん
「でもさ、永守さんって『経営の神様』だったんでしょ?なんでこんなことになっちゃったのだ?」
でぇじょうぶ博士
「それがまさに『絶対的権力は絶対的に腐敗する』という格言の証明でやんすね。永守氏はカリスマ経営者として君臨してたでやんすが、誰も彼に意見できない状況が生まれたでやんす。まるで裸の王様でやんすよ。」
やきう
「つまり、イエスマンしかおらんかったってことやな。ワイの会社と一緒や。」
ずん
「じゃあ、これからニデックはどう立て直すのだ?新しい社長が来るの?」
でぇじょうぶ博士
「おそらくそうなるでやんす。外部から経営者を招聘して、ガバナンス体制を一新する必要があるでやんすね。ただし、それだけで信用が回復するわけではないでやんす。」
やきう
「まあ、どうせ天下りの元官僚とかが来るんやろ。何も変わらんわ。」
ずん
「ボク、もうニデックの製品買わない方がいいのだ?」
でぇじょうぶ博士
「それは別問題でやんす。ニデックの技術力自体は本物でやんすから、製品の品質に問題はないでやんす。ただし、会社の経営姿勢には問題があったというだけでやんす。」
やきう
「つまり、製品はええけど、会社はクソってことやな。よくある話や。」
ずん
「じゃあ、ボクたちはどうしたらいいのだ?何か教訓はあるの?」
でぇじょうぶ博士
「教訓でやんすか。まず、カリスマ経営者を盲信しないことでやんすね。どんなに優秀な人でも、チェック機能がなければ腐敗するでやんす。あと、『大企業だから安心』という思い込みも危険でやんすよ。」
やきう
「つまり、誰も信じるなってことやな。ワイは最初から誰も信じとらんで。」
ずん
「でもさ、1607億円も損失出して、誰も気づかなかったってのがすごくない?経理部とか何してたのだ?」
でぇじょうぶ博士
「それがまさに組織ぐるみの証拠でやんす。経理部も、監査法人も、取締役会も、全員がグルだったか、見て見ぬふりをしてたんでやんすよ。まるで豪華客船タイタニック号の沈没を全員で黙殺してたようなもんでやんす。」
やきう
「日本の『空気を読む文化』の悪い面やな。誰も船長に『氷山ありますよ』って言えへんかったんや。」
ずん
「じゃあ、ボクが投資家だったらどうしたらいいのだ?ニデック株、売った方がいいの?」
でぇじょうぶ博士
「それはもう手遅れでやんす。今から売っても底値で売ることになるでやんすから、損失確定でやんすね。むしろ、ここから立て直しに賭けるか、損切りするかの二択でやんす。」
やきう
「典型的な『狼狽売り』のタイミングやんけ。まあ、ワイなら全力で空売りするけどな。」
ずん
「なんか、株式投資って怖いのだ。ボク、やっぱり貯金だけでいいや。」
でぇじょうぶ博士
「それも一つの選択でやんすが、インフレで実質的に価値が目減りするでやんすよ。結局、どこにお金を置いても
やきう
「つまり、詰んでるってことやな。日本経済終わっとるわ。」
ずん
「でもさ、1607億円って、ボクが一生かかっても稼げない金額なのだ。それが一瞬で消えるって、お金って何なんだろうね?」
でぇじょうぶ博士
「哲学的な問いでやんすね。お金というのは、結局のところ信用の数値化でやんす。ニデックはその信用を裏切ったから、1607億円という数字が消えたんでやんすよ。」
やきう
「つまり、お金なんて幻想ってことやな。ワイ、悟ったわ。」
ずん
「じゃあ、結局のところ、この事件から何を学べばいいのだ?『大企業でも不正する』ってこと?」
でぇじょうぶ博士
「それもありますが、もっと根本的なことでやんす。『人は権力を持つと腐敗する』『組織は放置すると劣化する』『チェック機能は絶対に必要』という、古今東西変わらぬ真理でやんすね。」
やきう
「つまり、性善説は捨てろってことやな。ワイ、最初から性悪説やで。」
ずん
「ボク、もう大企業に就職するの怖くなっちゃったのだ...むしろニートでいた方が安全なんじゃないかって思えてきたのだ!」