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安堂ホセが芥川賞受賞作『DTOPIA』で“ポリネシアの恋愛リアリティショー”を舞台としたワケ | 文春オンライン

2025/02/25 08:40

ずん

「マイノリティの作家が芥川賞とったのだ!でも、なんでポリネシアのリアリティショーなんだろうなのだ?」

でぇじょうぶ博士

「これがなかなか面白い戦略でやんす。作者は前作までのような、マイノリティを主人公にした私小説的な作品から脱却しようとしたでやんす。」

やきう

「ワイには関係ないわ。リアリティショーとか見てへんし。」

でぇじょうぶ博士

「そこが重要でやんす。作者は意図的にテーマを薄めるため、一見関係なさそうな舞台を選んだでやんす。これぞ文学の戦略でやんす!」

やきう

「なんや、逃げとるだけやんけ。」

でぇじょうぶ博士

「違うでやんす。むしろ真正面から挑戦してるでやんす。マイノリティの作家が丁寧な作品を書くと、それだけでステートメントとして見られてしまう現状を変えようとしてるでやんす。」

ずん

「なるほど!つまり、わざと変なところに逃げることで、逆に本質を見せようとしているということなのだ!」

でぇじょうぶ博士

「そうでやんす!まさに、同調圧力から逃れる賢い手法でやんす。」

やきう

「でも結局、芥川賞とったってことは、上手くハマったってことやろ?」

ずん

「じゃあボクも小説書くのだ!舞台は...火星のコンビニで働くペンギンにするのだ!」