ずん

「このジラード事件って、アメリカ兵が日本人主婦を殺したのに、結婚で許されちゃったってこと？怒りが収まるわけないのだ！」

でぇじょうぶ博士

「事件の本質はもっと複雑でやんす。当時の日米関係、駐留軍の裁判権、そして戦後の社会状況が絡み合った国際問題でやんす。」

やきう

「ワイから見たら、ただのクソガキが人殺して逃げ得しただけやんけ。」

でぇじょうぶ博士

「確かにジラードは未熟でやんした。16歳で学校を辞め、18歳で軍に入隊。まるで子供のような精神年齢でやんす。」

ずん

「でも、それって言い訳にならないのだ！」

やきう

「世論を黙らせるために結婚とか、まさに茶番劇やんけ。」

でぇじょうぶ博士

「当時の日本は、アメリカへの従属的な立場から、強く出られなかったでやんす。」

ずん

「なんだか、最近の痴漢冤罪みたいな話なのだ。被害者の声が消されていくのだ...」

やきう

「それ違うやろ。これ完全に計画的な殺人やで。」

でぇじょうぶ博士

「婚約者のハルさんも、複雑な立場だったでやんす。愛する人が人を殺めた...。」

ずん

「ボク、もう分かったのだ！これって昭和版『美女と野獣』なのだ！ただし野獣は最後まで野獣のままだったのだ！」