やきう
ワイ、最近ITベンチャーで働いとるんやけど、なんかおかしいわ。若くて優秀な奴らばっかりで、ワイみたいなおっさんが肩身狭くなってきたんや。
でぇじょうぶ博士
ほう、ITベンチャーの世代間ギャップについて語りたいんでやんすね。これは興味深いテーマでやんす。
ずん
えー、やきうさんがITベンチャーで働いてるの？ボク、てっきり野球選手かと思ってたのだ。
やきう
アホか！ワイの名前やで！まあ、確かに野球はめっちゃ好きやけどな。
でぇじょうぶ博士
やれやれ...話を戻すでやんす。ITベンチャーの世代間問題は、まるでジュラシック・パークの恐竜とクローン恐竜の関係みたいでやんすね。古い世代が新しい世代に追い抜かれていく...
やきう
なんやその例え！ワイを恐竜呼ばわりしとるんか！
ずん
でも、恐竜ってかっこいいと思うのだ。特にT-Rexとか。
でぇじょうぶ博士
まあまあ、落ち着くでやんす。やきう君、具体的にどんな問題を感じているんでやんすか？
やきう
そうやな...若い奴らがどんどん昇進していって、ワイみたいな年寄りが置いてけぼりになってる感じやわ。
ずん
へー、それって逆に良くない？若い人たちが頑張ってるってことじゃないのだ？
やきう
お前な...自分が置いてけぼりになる立場やったらそんなこと言えへんで。
でぇじょうぶ博士
なるほど、これは「ピーターの法則」と呼ばれる現象に似ているでやんすね。能力のある人間がどんどん昇進していって、最終的に能力を超えたポジションに就いてしまう...
やきう
ワイの話聞いとるんか！？ワイは昇進できへんって言うとるんや！
ずん
あれ？やきうさん、昇進したいの？さっきまで若い人が昇進するのが嫌だって言ってたのに...矛盾してるのだ。
でぇじょうぶ博士
まあまあ、落ち着くでやんす。やきう君の気持ちはよく分かるでやんす。これは「中年の危機」とも呼ばれる現象でやんすね。
でぇじょうぶ博士
簡単に言えば、人生の折り返し地点で自分の立ち位置や価値観に疑問を感じる時期でやんす。まるでマラソンで折り返し地点を過ぎた後のような...
ずん
えー、でもさっきからずっと若い人たちと比べて自分をおっさん扱いしてたのだ。
でぇじょうぶ博士
まあ、年齢に関係なく、キャリアの中間地点でこういった悩みは出てくるもんでやんす。大事なのは、自分の強みを再認識することでやんすよ。
でぇじょうぶ博士
例えば、長年の経験から得た知識や人脈、若手には無い視点なんかが強みになるでやんすよ。
ずん
でも、ITの世界って日進月歩だから、古い知識はすぐに役立たなくなるんじゃないのだ？
でぇじょうぶ博士
まあまあ、技術は確かに進歩しますが、ビジネスの本質や人間関係の機微は変わらないでやんす。そこがベテランの強みでやんすよ。
ずん
なるほど...でも、それってちゃんと若い人たちに伝わってるのかな？
やきう
そこやねん！若い奴らはワイらの意見なんか聞く耳持たへんのや！
でぇじょうぶ博士
そこで大事なのが、世代間のコミュニケーションでやんす。まるで異文化交流のようなものでやんすね。
ずん
えー、でも面倒くさそう...ボクなら若い人たちに合わせちゃうのだ。
やきう
そんなんアカンやろ！自分を殺してまで...
でぇじょうぶ博士
いや、自分を殺す必要はないでやんす。むしろ、自分の強みを活かしつつ、新しいものを学ぶ姿勢が大切でやんす。
ずん
へー、でもそんな器用なこと、やきうさんにできるのかな？
やきう
なんやと！？ワイだってやる気になればできるわ！
でぇじょうぶ博士
そうそう、その意気でやんす！要は、「老兵は死なず、ただ消え去るのみ」という言葉がありますが、それを「老兵は進化し、新たな価値を生み出す」に変えるんでやんす。
ずん
うわー、なんかすごく頑張らないといけない感じがするのだ...ボクはやっぱりのんびりしてたいのだ。
やきう
お前なぁ...そんな甘えた考えじゃ社会でやっていけへんで！
でぇじょうぶ博士
まあまあ、人それぞれでやんす。大事なのは、自分の居場所を見つけることでやんす。やきう君は自分の経験を活かしつつ新しいことにチャレンジする。ずんくんは...まあ、のんびりマイペースで行くと。
ずん
そうそう、ボクはマイペースでいくのだ。でも、やきうさんの頑張りを横目で見ながら...ね。
やきう
くっ...なんやその余裕は...でも、ワイも負けへんで！若い奴らに追いつかれへんように頑張るわ！
