ずん

「韓国の大統領が弾劾されそうでされなかったって話、これどういうことなのだ？なんか複雑すぎるのだ！」

でぇじょうぶ博士

「ふむ、説明するでやんす。尹錫悦大統領が非常戒厳を宣言したことで野党が憲法違反と騒いだ結果、弾劾案を提出したけど与党議員が退席して投票数が足りず廃案になったでやんす。」

やきう

「いやいや、非常戒厳とか聞くと映画みたいやけど、実際はただの政治劇場やろ。与党も野党もプロレスしとるだけちゃうんか？」

でぇじょうぶ博士

「それは一理あるでやんす。ただし、このプロレスには観客＝国民の信頼というチケット代がかかっているでやんすよ。政局混乱は経済にも影響するから侮れないでやんす。」

ずん

「でもさ、大統領ってそんな簡単にクビになるものなのか？日本じゃ聞いたことないのだ。」

やきう

「そらお前、日本は天皇制とか議院内閣制とか全然仕組みちゃうからな。韓国はアメリカ式に近いけど、大統領制特有の『任期中に辞めさせたい病』発症率高いわ。」

でぇじょうぶ博士

「その通りでやんす。韓国では歴代大統領がスキャンダルまみれになる傾向が強いでやんすね。これは権力集中型の政治体制ゆえに起こる弊害とも言えるでやんす。」

ずん

「なるほど。でも非常戒厳って何なのだ？なんかゲームオーバー感ある名前だけど…」

でぇじょうぶ博士

「簡単に言えば、緊急事態だから軍隊使って治安維持するぞ！という宣言でやんす。ただし6時間後には解除されたので、おそらくパフォーマンス的要素も強かったと思われるでやんす。」

やきう

「6時間て…牛丼並盛食べて昼寝して終わっとるレベルちゃうか。それ戒厳令名乗る資格あらへんな。」

ずん

「じゃあ結局、大統領続投なのだ？」

でぇじょうぶ博士

「そういうことになるでやんす。ただし、与党内でも批判的な声が出ているため、今後も波乱含みの展開になりそうな予感がするでやんすよ。」

ずん

「ふーむ…つまり韓国政治はドラマティックだけど胃薬必須って感じなのだ！ボクなら絶対無理！」