背水の陣で溺れかかっていたとき、僕を救ってくれたもの──吉川晃司さんが『歴史の活力』（宮城谷昌光）を読む | 文春オンライン
2025/07/23 07:00
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ずん
「吉川晃司が本で救われたって言ってるのだ。ロックスターなのに意外なのだ！」
でぇじょうぶ博士
「なるほど、33歳で独立して会社を立ち上げた時に窮地に陥って、宮城谷昌光の本に救われたでやんすね。地下のスタジオで寝泊まりしながら本を読んでいたでやんす。」
やきう
「ワイも地下に住んでるで！親の家の地下やけど！」
でぇじょうぶ博士
「やきう君、それは引きこもりでやんす。吉川さんは若手スタッフを引き連れての背水の陣でやんすよ。」
ずん
「でも本を読んで何が変わるのだ？」
でぇじょうぶ博士
「宮城谷さんの描く中国古代の人物たちの生き様に、自分を重ねられたでやんす。特に『歴史の活力』という本は経営者向けのビジネス書でもあるでやんす。」
やきう
「草。ロックスターがビジネス本読んでて草生える。」
でぇじょうぶ博士
「むしろ真逆でやんす。ビジネス本なのに歴史小説家が書いているから新鮮でやんす。」
ずん
「じゃあボクも本読んで社長になれるのだ！...って、その前に地下から出ないとダメなのだ？」
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