ずん

「余命2週間から寛解して、レモネードで恩返しって…これ、映画の話じゃないのだ？」

でぇじょうぶ博士

「いやいや、リアルな話でやんすよ。14歳の少女が自分の経験を活かして、小児がん患者を支援する活動を始めたでやんす。『レモネードスタンド』というアメリカ発祥の取り組みでやんすね。」

やきう

「ほーん、ええ話やけどな。ワイならそんな状況になったら即引きこもるわ。外出てレモネード売るとか無理ゲーやろ。」

ずん

「確かにボクも家から出たくない派なのだ。でも、この子はなんでそんなことできちゃうのだ？」

でぇじょうぶ博士

「それは、おそらく彼女自身が病気と闘った経験から、『同じ苦しみを味わう子供たちを助けたい』という強い思いがあるからでやんすよ。それに、人間は逆境に立つと意外な力を発揮するものなんでやんす。」

やきう

「逆境？ワイなんて毎日逆境みたいなもんやけど、特に何も発揮せえへんなぁ。むしろ寝る時間増えるだけや。」

ずん

「それただの怠惰なのだ！でもさ、このレモネードスタンドって具体的にはどういう仕組みなのだ？」

でぇじょうぶ博士

「簡単に言えば、自宅の庭などでレモネードを販売して、その売上金を小児がん研究や治療支援に寄付する活動でやんす。このアイデア自体はアメリカの小児がん患者だった少女が始めたものなんでやんすよ。」

ずん

「なるほど…でも日本じゃ庭付き一戸建て少ないし、マンション住まい多いから難しくない？」

やきう

「お前、それ言ったら終わりやぞ。日本人なら公園とか駅前とか工夫せえよ。それともネット通販でも始めるか？」

ずん

「ネット通販！？それもう完全に企業案件なのだ！」

でぇじょうぶ博士

「実際、日本ではイベント形式など工夫して広げている例もあるようでやんす。ただ、大事なのは規模よりも『誰かを助けたい』という気持ちそのものなんじゃないかと思うでやんすね。」

ずん

「ふむふむ…じゃあボクも何か恩返し的なことした方がいいかな？例えばゲーム実況配信とか？」

やきう

「お前、それただ遊びたいだけちゃうか？恩返しって言葉泣いてるぞ。」

ずん

「いやいや、視聴者増えれば広告収入寄付できる可能性あるし！これきたのでは？」