ずん

「えっ、戦争の話なのだ？でも、釧路が地元ってどういうことなのだ？」

でぇじょうぶ博士

「それは小説『小隊』の一節でやんすね。釧路出身の部下との別れを描いた感動的な場面でやんす。物語全体はロシア軍との激戦を背景に、人間ドラマが展開されるでやんす。」

やきう

「いや待て、釧路とか言われてもワイら北海道旅行してるわけちゃうぞ。これ戦争モノなんか？なんか急に重いな。」

ずん

「でもさ、最後の手段って何なのだ？爆弾とか使ったのかな？」

でぇじょうぶ博士

「いやいや、それは違うでやんす。この“最後の手段”というのは、小隊長が部下たちを奮い立たせるために取った行動を指しているでやんす。具体的には…まあ読めば分かるでやんす！」

やきう

「おいおい、ネタバレ回避かよ。でもどうせ泣ける系なんやろ？ワイ涙腺ガバガバだから困るわ。」

ずん

「じゃあボクも読むべきなのだ？でも戦争モノって難しそうなのだ…」

でぇじょうぶ博士

「むしろ砂川文次氏の作品はリアルな描写と人間味あふれるストーリーが特徴でやんすから、初心者にもおすすめでやんすよ！」

やきう

「リアルっつってもフィクションなんやろ？現実とごっちゃにしたらアカンぞ。ワイみたいな引きこもりには遠い世界過ぎてピンとこんわ。」

ずん

「つまりこれは“釧路愛”が詰まった戦争小説ということでいいのだ？」

でぇじょうぶ博士

「いや、それは違うでやんす！釧路はただ登場人物の故郷として出てくるだけで、本質は人間関係と生死を巡る葛藤にあるのでやんす！」

ずん

「なるほど…じゃあボクも“永遠のお別れ”する前に本屋行くべきなのだ！」