ずん

「最近のIT業界って、スクラムだスクラムだってうるさいのだ！何が良いのかさっぱりなのだ！」

でぇじょうぶ博士

「おっと、それは大事な話でやんす。スクラムというのは、野中郁次郎先生の知識創造理論がベースになっているでやんす。日本発の経営理論が世界のソフトウェア開発を変えたでやんす！」

やきう

「へぇ〜、日本発なんか。でも最近の日本企業って、外国の真似ばっかりやん。」

でぇじょうぶ博士

「それが面白いところでやんす。暗黙知と形式知の相互変換という考え方は、まさに日本のものづくりの神髄でやんすよ。トヨタ生産方式みたいなもんでやんす。」

ずん

「暗黙知？形式知？なんか難しそうなのだ...」

やきう

「ワイにも難しすぎるわ。要するにみんなでわいわいガヤガヤやる感じか？」

でぇじょうぶ博士

「そう単純じゃないでやんす。チームで知識を共有して、新しい価値を生み出すプロセスでやんす。日々の改善を重ねていく考え方でやんす。」

ずん

「へぇ〜、じゃあボクも明日からスクラムマスターになれるのだ？」

やきう

「お前、昨日までコンビニのバイトもサボってたやないか！」

でぇじょうぶ博士

「まぁまぁ。スクラムの本質は、人と人との関係性を大切にすることでやんす。野中先生はそれを『場』という概念で説明してるでやんす。」

ずん

「なるほど！つまりボクが昨日コンビニでサボってた休憩室も『場』だったということなのだ！」