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六人部屋でドストエフスキーを勧めたら入院患者全員がハマって……なぜ極限状態で文学は救いになるのか? | 文春オンライン

2025/10/04 21:25

ずん

「病院で文学なんて、退屈すぎるのだ!」

でぇじょうぶ博士

「いやいや、むしろ極限状態だからこそ、文学が効くでやんす。入院患者の心を救うのは、テレビでもスマホでもなく、意外にも文学だったでやんすよ。」

やきう

「ワイもドストエフスキー読んだことあるで。寝不足の時に読んだら、余計寝れんくなったわ。」

でぇじょうぶ博士

「それは違うでやんす。むしろ病室で『カラマーゾフの兄弟』を読んでいた患者さんが、周りの患者さんまで巻き込んで文学沼にハマっていったでやんす。」

ずん

「えぇ!?ビジネス書しか読まないおじさんまでハマったのだ?」

やきう

「そら、暇やからやろ。ワイなら漫画読むわ。」

でぇじょうぶ博士

「そうじゃないでやんす。長期入院で社会との繋がりが薄れていく中、既存の言葉じゃ表現できない感情を文学が救ってくれたでやんす。」

ずん

「なるほど!じゃあボク、次に入院したら『戦争と平和』でも読むのだ!」

やきう

「お前、それ枕にするだけやろ。」

でぇじょうぶ博士

「まあ、入院しないに越したことはないでやんすがね。」

ずん

「そうだった...でも、もし入院したら、看護師さんに『人間失格』を朗読してもらうのだ!」