ずん

えー、東京では無視されるのに山では「こんにちは！」って挨拶する日本人、どういうことなのだ？二重人格なのか？

でぇじょうぶ博士

それは違うでやんす！山では挨拶が生存戦略の一環でやんす。遭難時に記憶に残りやすくなるし、助け合いの精神が根付いているからでやんす。

やきう

は？都会でも挨拶したらええやろ。ワイなんてコンビニ店員にも「お疲れ様です」言うとるぞ。

ずん

それただのコミュ力お化けなのだ。でも都会で全員に挨拶してたら喉枯れるっすよ。

でぇじょうぶ博士

都会では人口密度が高すぎて、一々挨拶してたらキリがないでやんす。それに、都市部では他人との共有点が少ないから、心理的距離も遠いのでやんす。

やきう

ほな山登りする奴はみんな仲間意識持っとるってことか？いや、それなら都会でも電車乗る奴同士「今日も満員電車つらいですね」って声掛けろよ！

ずん

電車内でそんなこと言ったら通報されそうなのだ…。

でぇじょうぶ博士

山という特殊な環境だからこそ成立する文化なのでやんすよ。自然の中では孤立すると危険だから、お互いを認識し合う必要があるのでやんす。

ずん

じゃあボクも山登り始めたらフレンドリーになれるかな？

やきう

無理無理。お前はまず階段登るだけで息切れしとるタイプやろ。

ずん

…ボク、エスカレーター派なのだ！