ずん

「エイズ対策の資金援助が止まるかもしれないって大変なことなのだ！」

でぇじょうぶ博士

「これは深刻でやんす。米国は世界最大のエイズ対策支援国でやんす。資金が止まれば、約630万人もの命が危険にさらされるでやんす。」

やきう

「ワイからしたら、他国の面倒なんか見る必要あるんかって思うで。」

でぇじょうぶ博士

「そう単純な話ではないでやんす。感染症は国境を越えて広がるでやんす。他国の問題は、すぐに自国の問題になりかねないでやんす。」

ずん

「お金がないと命が救えないのは悲しいのだ...」

やきう

「金なんて刷ればええやん。それより米国の援助に頼りすぎやないか？」

でぇじょうぶ博士

「世界のエイズ対策支援の約20%を米国が担っているでやんす。代替は簡単ではないでやんす。」

やきう

「ほな、クラウドファンディングとかで集めたらどうや？」

でぇじょうぶ博士

「年間数十億ドル規模の支援をクラウドファンディングで賄うのは現実的ではないでやんす。」

ずん

「じゃあボク、募金箱作って街頭に立つのだ！...って630万人分は無理かもしれないのだ...」